思春期を越えて優しさを取り戻す | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


こどもの心はミュージカル!


春です桜咲く

昨日、個人レッスンに行ったお家の子どもは、お姉ちゃんが高校生になり、妹は中学3年生になりましたクラッカー


お姉ちゃんの方は、もともと妹思いで、優しくて繊細な感性を持った女の子ですが、

それゆえに、友達の影響を受けやすく、中学時代はお母さんを悩ませていました。


お母さんに対しての口のきき方の悪さもさることながら、勉強しない、言うことを聞かない、夜遊びに行く、

その他もろもろ・・・感情の起伏を家で激しく出すことに、妹も参っていました汗2


そのことから、私が「体ほぐし・心ほぐし」のレッスンに通うことになったのですが、

ほぐせどもほぐせども、彼女の背中は迷いと苛立ちから抜けられずにいました。

ピークの頃は、ほぐされることも嫌がっていました汗


それが中学を卒業後、高校が無事決まった、今回ほぐすと、驚くほど素直で優しい背中になっていましたハート

そして、お母さん曰く、家族にも優しくなり、素直に甘えてきたりするようにもなったとか・・・。


その背中からは、思春期を超えたんだなと思えました。

中学時代、誰もが迷い、社会に対しての不満がある割には、自分の無力さは知らないことから、

大人のことを批判的にののしったり、自分たちの世界を作り上げたりする、それが「思春期」ですクマ


本人も不安定になり、心もちぢに乱れますが、周りはそれを受け止めるのに四苦八苦です。

そこのお母さんとも、客観的見地から、ずっと月に一回ほどほぐしながら、

もうじき抜けるでしょうから、それまでお母さんの心が元気でいられるようにしましょう四つ葉」と話していましたが、

こうも見事に背中が変わっているのには感動でしたラブラブ


成長のために必要な思春期。

それは、自分を確立する自立期でもあるのです。

そして、思春期をしっかり越えてきた子どもは、新しい環境でいよいよ本来の力を発揮し始めるでしょうらぶ②

もし、その時期に、あいまいな思春期をすると、いつか、やり残した宿題のように戻ってきて反抗する、

無気力になるなんてことは、あちこちで見られます。(そういう子を、たくさん見てきました)


子どもと大変な時期を過ごしているママたちへ。

子どもはいつか、必ず成長します。

その大事な瞬間を逃すと、あとで何倍にも返ってくることになります。

子どもだって頑張っています。

どうか、一緒に、その時期を乗り越えてほしいと思いますベル