今日は4月1日です
私がミュージカルの師匠の下(大阪本部)から、名古屋に人生を大きく踏み出した、記念日でもあります
そして、子どもたちは学年が一つ上がります。
かわいい新一年生が、学童保育にもいっぱい入ってきました。
そして、かわいかった前一年生は、少し背伸びをして、一年の面倒を見ようとする新二年生になりました。
その姿はほほえましいものばかりです
そんな新二年生の女の子たちが、近頃、毎日ケンカをしています。
原因は…以前も書いた、相手の言い方がきつくて、傷つくということ
毎日、誰かが泣くのですが、自分の意見を分かってほしい気持ちが強くなってきて、
自分を曲げられなくて非を認められなかったり、意地をはって謝れなかったり、
そこに別の子が介入して、話がややこしくなったり…ほっとけないくらいの派手な喧嘩で、
子どもが助けを求めに来るので、間に入って話を聞き合い、解決の道を探ったり、私なりに面倒を見ています
その時、私はさりげなく、子どもの背中をほぐしながら話しています。
変な意地を張らず、素直になる気持ちよさを知ってほしいからです。
しかし・・・最近どうもこの体ほぐしのために、喧嘩が増えているようにも思えてきました
なぜなら、子どものケンカの原因が、だんだん真相に迫ってきて、本音が出てきているからです。
今日はケンカの最後に、二人の女の子が泣きながら、
「私は家でも妹のために我慢ばかりしてるから、ここでは分かってほしかったんだもん」
「私だって妹とお兄ちゃんに我慢してて、本当は辛いし、話を聞いてほしいんだもの」
おやおや・・・どちらも相手が理由ではなかったみたい
そして、喧嘩のあとには
「こうしてケンカして分かり合って、仲良くなっていくんだね」
「気が合うから、ぶつかっちゃうんだね」
「キライって言ってるのは、好きだから言っちゃうんだよ。コレ、ヒミツね」だそうです・・・
スッキリした顔して、手をつないでブランコに乗ったりしています。
いいんです。
大人になってからでは、激しいケンカをすると、元に戻りにくくなるから、
今、たっぷり思いを伝えあう、相手の思いを理解し合う練習をしましょう
そして、我慢して自分を縮めて終わらずに、自分を出すなかで心を育ててほしいと思います
私も何度でも仲介に入りながら、そのうち私がいなくても解決できるのを楽しみに待つね