高槻市の小学校で、2月11日(金)『オズの魔法使い』を公演するため、私はミュージカルの指導に通っています。
今日は7回目の指導の日でした
バスで学校に行くのですが、バス停には公演チラシがはってあり、がぜんやる気になりました
先生たちが、少しでも告知したくて、バス停に頼んで貼らせてもらったそうです。ステキ
今日は通し稽古をしましたが、ちょっと歌が弱いので、急遽、高学年で音楽の時間に歌の練習をすることになりました
フィナーレでドロシーが、ふるさとに帰ることになり、みんなが歌で送るのですが、歌の最後が三部合唱になっています
この三部合唱が、あまりに弱くて感動が半減しているので、私は少し時間をもらって指導に入りました。
音はいいのに、うまく噛み合わないこども達に、「三部合唱はショートケーキだよ」と、説明しました。
低音はスポンジケーキ。柔らかく、でも土台が崩れたら、ケーキは作れないから、大切なベースです。
高音はイチゴです。歌に華やかさと彩りを添えています。
そして中の音はメロディーですが、ホイップクリームの役割です。
固すぎず、だれず、ちょうどいい柔らかさと、ツヤが必要です。
この三つが別々ではなく、一体となり、ショートケーキのようにバランスのいい歌になること
すると、聞いている人には、感動が押し寄せるでしょう
ちょっとしたイメージの転換をするだけで、こどもは心が膨らんで、歌に力が沸いてきました
放課後の通し稽古では、ソロで歌う子達も、客席に届くボリュームと、歌を膨らませる振り付けでがんばっていました。
演技も回を重ねるごとに、一人一人が本気になってきて、作品がまとまってきました
本番はもうすぐです
どんな奇跡が起こるかな?
楽しみです。