小学校で表現すること | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

昨日、高槻の小学校5年生に、劇の指導に行ってきました黒板1きらきら!!

この学校は3年前に、今の6年生を指導したことがある学校で、久々に声かけをいただきました。

私を呼んでくださった担当の先生が、子どもたちに学校でいい時間を過ごしてもらいたいと、

ゲスト講師を呼ぶことに対しても積極的なようで、子どもたちはいろんな大人と出会い、

いろんな経験をしているそうです好


5年生の子どもというのは、だんだん自意識がはっきりしてきて、人から自分がどう見られているかが

気になる年頃でもあります。

特に女子は群れることを始めて、自分たちと違うタイプの子を排除するところも出てきます汗

私は5年生から高校に入るまで、「他と違う」というところで、いじめられたり外されたり、辛い思いをしました泣


いじめられることを恐れる子は、自分を出さないようにし、みんなと同じように振舞ったりします。

ですから、小学校5年くらいから、学校という場で表現することが全体的にしにくくなるのです苦笑汗2


今回はボディートークで歌を中心に教えているスタッフと一緒に行きました。

彼は学校は初めて行くので、指導は私が中心にさせてもらいました。

最初、子どもたちと顔合わせをするとき、どんな表情をするのか、何から話し始めるのか、

どこで白板を使い後ろを向き、いつ実技に入るのか・・・細かく考えながら、みんなを丁寧に見ながら進めます。


最初、子どもたちは「何をさせられるんだろう?」と、好奇心とちょっと引いた気持ちと、

入り乱れた感情で講師を見ています。

「楽しいことするよおんぷ」と、こちらがワクワクしていると、子どももなんとなく期待感をもってくれます。

(楽しい息が伝染するのです!!


ここで、私は少し表現の理論をしゃべるために白板を使います。

この、わざわざ子どもに背を向けることも、大事だと考えています。

後ろを向いて白板に字を書く間、子どもは私がどんな人間か観察できます。

友達とヒソヒソ話もできます次女ヒソヒソ

そうしている中で、子どもが息を緩めて日常が出やすくなるようにしているのです。


そして、表現の中心にあるのは、「息」であるという回答を、子どもとの会話から導きます。

(絵画や書の表現も含めて)すべての表現が、「息の芸術」であるというのが、

ボディートークの表現理論であること、そしてそれをこれから体験してもらうことを知ってもらうためです。

「表現の中心にあるのは?」

「楽しさ!」「気持ち!」「喜怒哀楽!」・・・いろいろでてきます。

その会話から、それぞれの個性が見えてきます。

その中に「人生」というものがありました。なかなか深いことをいう子ですなっ・・・なんと!

そういうみんなの意見をまとめる形で、表現が息の芸術である説明につなげます。

すると、(この人は自分たちの思いを組んでくれる人だ)と、気を許してくれます。

みんなが私となじんだら、一緒に動くことはなんでもなく始められるので、いよいよ実技です四つ葉

さあ、何をしたかは明日のブログで・・・お楽しみにハート