CDを買った私は、思わず列に並び、中心になって和太鼓をたたいていた、卑弥呼みたいなオーラを発していた女性(西さん)に、握手をしてもらいました

和太鼓を力強くたたく様子から、きっとガッチリ固い手をしているだろうと想像していましたが…驚くほど柔らかくて、温かい手をされていました瀨
人にあたたかく、柔らかくふれたいと思い、ふれあいをする人の手はあたたかい

その対象がモノになっても、そこに心を感じている人の手もまたしかり。
これは事実だと、私は経験的に確信しています。
「ボディートーク協会」の公認指導者の資格をとる勉強に、一年で1000回「背中たたきで相手をほぐす」ことをしたのですが、
末端冷え症だった私が、400人を越えたくらいから、人の背中にふれるだけで、手があたたまるようになりました

それは相手に喜んでほしいという、気持ちの高まりに比例していました。
昔、ミスタードーナツでアルバイトをしていたころ、本当にキレイでおいしいドーナツを作る人は、やはり柔らかくあたたかい手をしていました。
手があたたかいと、ドーナツ生地にはよくないものもあるという人もいますが、やはり柔らかい手ほど、優しいドーナツになっていたように私は思っています。
私はたくさんの幼稚園で指導してきているので、たくさんの園長や幼稚園の先生と握手しましたが、こどもに人気のある先生は、やはりあたたかい

生命あるものにふれる手は、実にあたたかい。
これは私の持論です
このTAOの女性(西さん)も、和楽器を心から愛し、愛しい思いでたたいているんだ


あなたの周りには、あたたかい手の人はいますか?
この手を握っているだけで安心するという、存在はいますか?
手はいつからでも、あたたかく柔らかく変化していきます。
こどもの心を包むような、あたたかさと柔らかさを保っていたいと、改めて思いました
