人はそれぞれ違う…言葉も感性も生き方も | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

先週、ギャラリー「えん」で「体ほぐし」に来る方を待つ間、

コーヒーを飲みながら、そこに置いてあったマンガを、ふと手にしました珈琲 Light Blueおんぷ

タイトルは『君に届け』。椎名軽穂さんの作品で、最近映画化されました。

何気なく読み始めたのですが…途中で何度も涙がにじみ、胸が熱くなりましたクー ハート涙


暗くて影があるため、周囲となじめない黒沼爽子が、爽やかを絵にかいたような男の子、風早翔太に出会い、

心を少しずつ開放し、周りと仲良くなり、友情を得ていく話で始まりますハート


そこには、クラスの子たちの考え方や何気ないからかい、それと風早くんの感じ方や動き方、

はたまた爽子と最初に仲良くなった女の子たちの気持ち、そして爽子の感じ方や話す言葉の間に、

それぞれ微妙な、あるいは大きなズレがあることが描かれています。


私は周りから誤解されやすく、やはり爽子のように、クラスに馴染めないことが多くありました。

自分が良かれと思ってやっていても、それが理解してもらえなかったり、

みんなの役に立ちたくて、気が付いたらクラスの雑用をたくさんしていて、

別に嫌じゃなかったのに、最終的には「いいかっこしい」などと言われたりして、

みんなが喜んでくれなかったなら、なんとためにしたんだ?!と、悩んだり…。

この爽子と重なる部分を、たくさん持っていました。


このマンガを読んで、そうか、あの頃、周りからは私が分からなくて、誤解されていたのか!

なんとなく話しにくい雰囲気を、私も持っていたのか・・・おぉ!おお

あのころ、助けてくれた友達は、みんなの中から突出して、勇気を持って話してくれていたのか感動泣ききらきら!!

と、感動したり、気付いたり、心の中がいっぱい動きました。


でも、結局、それぞれの生き方や考え方から、言葉のニュアンスのズレが、たくさん生じてるがゆえに、

起こる誤解やすれ違いの、いかに多いことか知りましたなっ・・・なんと!


今でもその子どもの頃からの積み重ねで、話し方や感じ方が、微妙にズレているところもあり、

誤解を受けたり、勘違いされたりすることがいっぱいあります汗


でも、爽子は一生懸命、自分を大事にしてくれる友達に、心を尽くしていきます。

その姿は感動的ですらぶ②

私も、そうでありたいなあと、思うのでした。