子どもの力を引き出すのには、さまざまな視点と、角度があります。
成長過程で、子どもたちが様々な教育と、どのように出会い、関わったかで、
感じ方も生き方も、大きく変わるでしょう
自分に合う教育法と出会えた子は幸せです。
でも、そうでない子は、成長するときに、多大なストレスを抱え込むことになります
あなたならどうしますか
将来、ぜひとも、子どもをプロの野球選手にしたいと考えているとしましょう
あなたは、どちらの方法で、子どもにキャッチボールを教えますか?
子どもに正しいフォームを教え、投げる姿勢から何から、丁寧に指導していく。
そして、ミットに正確に投げるよう促し、うまくいったらほめる。
子どもにまず好きに投げさせて、大人がそれを必死に取り、ボールを投げる楽しさを感じさせる。
そして、徐々に、フォームやミットに投げるという形を教える。
私はずっと、Bが正解だと思ってきました。
子どもは楽しさを全身で感じたら、あとは創意工夫を自らすすんでするようになり、夢中になるからです
でも、大人になってくるに従って、Aを好む子もいることを知りました
大人は基本的に、Aを好む傾向にあります。
教える側も明確だし、進歩も目に見えやすいし、形になるのが早いからです。
結局どちらが正解ではないのです。
どちらがその子に合うかなのです
私は自分自身が、楽しくないと夢中になれないので、その根本を刺激するAの指導をしている
「ボディートーク」のミュージカルと出会って、感動し、それを継承しているわけです
でも、もし、この教えることが、その子の人生を左右することならどうでしょう?
生きていくのに、絶対つけないといけない習慣だったら?
食べることや、排泄に関係することならどう指導しますか?
私はまず、そこに安心が必要だとやはり思います。
赤ちゃんが、ママに抱えられて、「シー」と言われながら、おまるでおしっこをした…
「モチモチの木」の、豆太もじいちゃんに抱えられ、夜中のおしっこをしています。
無理やりではなく、優しさの中のトレーニング。
そういう感性は、当たり前になりすぎて、根本を忘れがちです。
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ケガから立ち直る強さは、体も心も必要ですが、必要以上な大けがが、心にもないよう、
大人としては、注意すべきではないでしょうか。
子どもギュッとね!プロジェクト
私がその子をたくさん抱きしめるから、その子は私と仲良しです。
その私が急に冷たくなったら、きっと、傷つくでしょう。彼の逃げ場がなくなるわけですから。
自立のために、厳しくするけど、でも、ちゃんと愛していることを、
抱きしめて伝えることが、今の私にできることかもしれません。