迷う幸せ?!・・・迷うのは成長の証。 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

名古屋に来て、半年を超え、7か月に入りました。

月日が流れるのは早いなあと思いつつ、ボディートークへの思いは確実に深まっているので、

自分のここでの生活が、一歩一歩進んでいることを感じます足跡


ボディートークの師匠、増田先生はよく言われます。


「物事の理解には三段階ある。

 ①ふんわり理解

 ②すっきり理解

 ③しっとり理解


 ①は、外側から形がぼんやりと見えることこあつ-うーんおんぷ

  話を聞いて、なんとなく理解した状態。

  「ナルホド」と分かったつもりになっていたりするのも、ここにあたる。

  例)算数の問題が解ける


 ②は、スッキリと理解していること(`・ω・´)すっきり

  物事の輪郭がはっきり見えていて、人に説明できる。

  例)算数の答えから、式を作ることができる。あるいは、人にその問題の解き方を説明できる。


 ③は、その事柄を、内側から見れることうんうん

  本質をとらえ、内側から膨らませられること。

  しっとり段階では、もはや、自分の一部として、必要な時に発揮できる。

  例)その問題の原理を理解し、応用して新たに問題と回答を作ることができる。


自分が、今までがボディートークの理解への「スッキリ理解」を目指してここまで来たものが、

だんだん「しっとり理解」を目指している視点になっていることを感じますケアベア パープル


そのせいか、最近は講演直前によく迷います。

話す内容を何度も検討し、この切り口で講演内容はいいだろうか、

受講者の心に、もっと深く理解を呼ぶには、新たな切り口がいるのではないか…クマ?

いままでは、師匠から学んだことを、インプットからアウトプットしていたのでしょう。

迷わず、どんどん話せたのが、自分の中でより深い内容を探していることに気付きます。


人生の迷いについて、昨日の朝日新聞に、作家の重松清さんがコメントしていましたsao☆うんうん


「僕たちの親は、親として何をすればいいのか、すごくシンプルでした。(中略)・・・

 昔は理想的とされている大きな正解があって、その中に入っていれば安心でした。

 でも今は、正解が何か分からない時代です。

 それなのに、学校教育では迷わずに最短距離で正解にたどりつくのが、評価されます。

 いざ大人になってみるると、迷い、悩み、後悔し…。そんな自分が許せないという人もいる。(中略)・・・

 迷うっていうのは幸せなことです。

 正解がたくさんあるから、選択に失敗することもあるし、後悔もする。(中略)・・・

 正解が分からない大変な時代ですが、だからこそ面白い。

 長い人生、いっぱい迷って、ゆっくり選びながら生きましょう

  

より、深い答えを導くために迷うこと。それは何一つ、無駄じゃない。

じっくり悩みながら、でも、明るい気持ちで前に進んでいたいものですね四つ葉