昨日、豊田スタジアムに、グランパス対セレッソ戦を観にいきました
私は名古屋サポーターですから、モチロン、名古屋をめっちゃ応援しました
そういう時に勝ってくれると、「私の思いが届いたんだわ!」と、嬉しくなるものです
今回の試合は、なかなか厳しい内容でした。
ピッチ(地面)が直前までの雨で滑るのか、選手同士の激しいぶつかり合いが
幾度もありました
だんだん加熱してきて、あきらかにわざとタックルしたり、こけるときに大げさに転んで
ファールを取ろうとしたり・・・サッカーでは、割とよくあることだそうですが、そういう痛々しい作戦に、
胸が痛んでしまいました
でも、社会でもそういうことはきっと、一つの戦術としてあるのでしょう。
捨て駒を作って、相手をおびき寄せたり、わざと相手にぶつかることで、相手にダメージを与えたり、
社会のモラルというルールに、表面的に問題にならない程度に、人は互いを蹴落としたり、足を引っ張ったり、
そういうことがあるのでしょう。
そんなことを思っていると、この豊田スタジアムの屋根が、だんだんカネゴンの口に
見えてきました
この大きな口に丸呑みにされたら、人の思惑なんてきっと一たまりもないなあ~
でも、そのカネゴンの口の中でも、人間である限り、いろんな思惑が巡るんだろうなあ。
などと思っていました。
私の母は、そういう社会のもつれと出会ったときに、解決の糸口を見つけられるように、
昔話をたくさん聞かせてくれました
スポーツやゲームで負けることを知るのも、そういう現実を乗り越える強さと、
戦術を考える知恵をつけるのに、大切なことなのだと思いました
そして傷ついても、また立ちあがるために「あたたかさ」、
人の思惑から身をかわせる「しなやかさ」、どんなことにも創意工夫できる「積極的な生命」を培うことは、
やはり、これからの時代に大切だと、肝に銘じました