昨日はお休みだったので、久しぶりに友達と京都に行きました
その道中の電車で、かわいいハーフの双子ちゃんと乗り合わせました
年は3歳くらいでしょうか。
ちょっとお疲れの様子で、ママに甘えて、相手にしてほしいのに、ママもお疲れの様子
聞こえてきたのは「Don't touch me!(触らないで)」 「Don't move!(動かないで)」「Be quiet!(静かに)」
こどもは思いを受け入れてもらえず、だんだんキーキー声になり、もっとうるさくママにまとわりつきます。
ママはいよいよイライラし始めて、「What did i say to you 」と、連呼しています。
「私はあなたになんて言ったか分かってる?!」と怒っているのです。
たぶん・・・こどもからしても、、「What did i say to you 」だったのではないかなあ、と思います。
ママに少しでいいから、自分の気持ちを受け止めてほしかったんじゃないのかな?
ウ~ム 心のちょっとしたすれ違いですよね
ただ、ちょっぴり周りの乗客は迷惑そうにしていました。ママも辛い立場です。
さて京都に着いたら、友達から連絡があり、なんと1時間以上遅刻するとのこと
ちょっと残念と思いながらも、私は待ち時間を楽しく過ごすことにしました
伊勢丹の中をウィンドウショッピング
秋物から冬物がフロアにひしめき合い、とっても華やかでした
一通り見終わったので、今度は大階段で休憩することにしました。
お天気がよくて、空が気持ちよく見えました
少し寝ころがった体勢で空を見あげると、視界に広がる一面の青い空!!まるで地球をおんぶしてるみたい!
コレ、お勧めです
すると、大階段の下から「おーい」と、何度も呼ぶ声がします。
小さなこどもが、あまりの広さと、抜けるような空の青さに、「おーい おーい」と呼びかけたくなったみたい。
「おーい」にあきると、「ヤッホー」に。
その声は大きい声なのに、少しも耳障りではありません。
自然に、素直に発せられた声は、耳に心地よいのだなと、私はその声を聴いていました。
周りの人も、広い空間でのんびりした時間をすごしているから、だれも気に止める様子もないようでした
その二つの声を聴いて、改めて自然に素直に発せられた声は心地よく、
心の問題で固めた声とは、はっきり違うんだなあと思いました。
それを引き出すには、それを受け止める環境と、聞き手のおおらかさが必要です。
あのママだって、きっと環境が変われば、こどもの声をやさしく受け止めていることでしょう
思わず「おーい」と、全身で声を出したあの子は、きっと気持ちよく一日をすごしたことでしょう
自然で素直な声を発すると、豊かに生命が膨らむものですから!
そんな環境が、色んなこどもにあるといいなあと、改めて思いました。