名古屋に来て以来、大阪と名古屋を往復し、切磋琢磨していますが、
昨日の祝日は久々に予定が何もなく、
友達の誘いで、鈴蘭高原と濁河温泉に行ってきました
せっかくのお出かけなのに、まさかのどしゃぶり
ちょっと残念な気持ちだったのですが…高原へ向かう途中の山々を見ると、
木々はこの大雨を喜んでいるようでした
夏の間に育った緑が、雨を受けて嬉しそうに輝いて見えました
たくさんの自然は、そこにただただ生命として存在する。
でも、その生命力の集まりは、なんと大きなパワーを発していることでしょう!
自然の呼吸と合わせて息を吸い込むと、心身にパワーがみなぎるようでした
鬱の人や落ち込んでいるときは、滝を見るといいと聞いたことがあります。
濁河温泉から見えた滝は、大雨で増水し、すごい勢いで水しぶきをあげていました。
滝からはマイナスイオンが発せられていて…とか、聞いたことがありましたが、そんな理屈抜きに、
温泉につかりながら、時がたつのも忘れ、その滝を眺め、その音に耳を傾けていると、
その勢いと自然の作りだしたパワーに、心が洗われる思いです
雨が少し引いたころ、鈴蘭高原の頂に行くと、連なる山々は美しく、友達は子どものころによく着た場所で、
思い出に胸を熱くしながら、その山々に「ウオ~ッ」と、呼びかけていました
友達の声に、こだまがそこらじゅうに響き渡り、山の声に包まれたみたいでした。
「八郎」という物語はご存知ですか?
八郎は大きくなりたくて、毎日毎日、海に向かって「うおーい」と叫びます。
そしたら、八郎は嬉しくなるといいます。
その友達の声は、やっぱり大きく大きくなりたい、と聞こえました。
山々はそういう人の心も丸ごと受けとめ、溶かしていくようでした。
帰り道で見た雲海
自然の織りなす美しさに目を見張りました
これもきっと、雨上がりじゃなかったら、こんな風には見えなかったかも・・
昔、テレビで、もし、人間が全滅したら、自然は人間が作ったもの全てを風化させ、飲み込み、
何年かでまるで人間などいなかったかのように、元の姿に戻してしまうとやっていました。
まさに、自然治癒力なのでしょう
自然の力はすごい
なにってそこにあるだけで、生命そのものだから!!
私たちもその宇宙の営みの一つです
その生命の一つとして、
その生命を活かす生き方をしていきたいです。