昨日、「笑って いいとも」のゲストは、スキマスイッチでした。
彼らは、ギターと、子ども用ピアノと、ボンゴ(元来キューバの民族楽器。太鼓みたいなの)を持って登場し、
登場するなり、タモリさんにボンゴを託し、新曲をその場で披露していました
大橋卓弥(vo&g)さんがギターを弾きながら、歌い始めました。客席は大盛り上がりです
一番が終わり、盛り上がった中で、大橋さんがギターを弾きつつ、タモリさんを演奏に導きます。
タモリさんは即興的にボンゴを奏で、そこにピアノの常田真太郎(key&cho)さんが、さらに即興を繰り広げ、
ギターのメロディーがしっかりとありながら、即興的な楽しさの二番が歌われました
演奏の素晴らしさもさることながら、その三人の楽しそうなことといったら!!
そりゃあ、そうですよね。彼らは、音楽で自分のイメージを表現しつつ、他者と交流するという、
すばらしい空間を共有しているのですから
その三人のいきいきした音楽と、その楽しそうな様子とに、客席は感動していました。
もちろん、テレビの前で、私も仕事の手を止めて、見入っていました。
即興の素晴らしさは、まさにここにあります。
「よし、やってみよう!」という気持ちで、互いのイメージを、内動(内なる動き)で出すことで、
互いのイメージに刺激を受け、新たな世界が生まれます
それは、決して一人では作り出せない、すばらしい瞬間です!
「ミュージカルひろば」の振り付けは、ほとんどが即興の踊りを元に、増田先生によって作られます。
そして踊りながら、また即興的にどんどん良くなるように、進化していきます。
大人はすぐ踊りを決定し、繰り返し練習することで、はやく安心を得たがります。
でも、即興でだからこそ得られる楽しさを、もっともっと子どもに味わわせることができたら、
創造する力と、コミュニケーション能力が、大きく感性として磨かれると思います