土曜の朝日新聞にはさまってくる「be]は、私の楽しみにしている記事です、
毎週、フロントランナーとして、熱い人が特集されるので、その記事にはパワーをもらえます
今回6月12日の記事は、南島詩人・脚本・演出家 平田 大一さんの特集です。
沖縄の海をバックに、中学生を中心とした子どもたちが、沖縄民謡などをり入れた島の物語を
ミュージカルにしているそうです。
その舞台を始めたのは
「挨拶できない、表現できない子どもたちを見て、町の将来が不安だった。
誇りを持てる人間に育ってほしい」と、書かれていました。
ああ,同じだ…
その記事の写真に写る平田さんも、輝いていました。
昨日、ミュージカルひろば「星の子ども」のミュージカルの説明会でした。
6月に子どもを募集して、12月に公演する私たちの活動は、いつも子どもたちの暖かな笑いにあふれています。
練習会場に来ると、子どもたちは久しぶりに会えた嬉しさを全身で表現します。
「ヤッホー!」「元気だった?」「大好き!!」「会いたかった~」
言葉は様々ですか、みんな伝えたいのです。
自分の嬉しさや、喜びを!!
私はその空間に、胸の震える思いでした。
どんな子どもも、本当は全身で伝えたがっている。嬉しさ、悲しさ、喜び、悔しさ…。
ただ、なかなかそれを出せる場がないから、出しかたを知らず、出し方を間違える…。
そして、自分の感情を出すことをやめていってしまう…
表現は、なぜ、大切なのでしょう?
誰もの中にある、生命の躍動をあらわし、自分の様々な感情を整理し、研ぎ澄ましていく。
そして、誰か別の人の人生を体験することで、自分以外の人間の生命のあり方を感じ、生きることができます。
表現は人間にしかできない、尊いものです。
全身の喜びを表せる体験を、一人でも多くの子どもに体験してほしいです。
そのために、私も切磋琢磨したいです