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電源ケーブルの接触が悪いというスピーカーを預かった。

どこかで断線しているようだ。

 

電源ケーブルということはアンプ内蔵か。

片側が案の定、重い。

 

背面の型番から調べたらスピーカーは、今は亡き?ONKYO製。

GX-70HD2というものだった。

 

 

 

2013年発売。10年以上前のものなのか。

HD2というだけあって前身のHDがあった模様。

HDは2006年発売。人気シリーズだったんですかな。

 

今回は電源ケーブルのやり直しなだけなので難しさはないが、分解作業自体がかなり面倒と思われる。

 

 

早速分解。

 

背面のねじ止めは10本。

ねじを外し、パカっと開けようとしたら、内部配線が何かを引っ張っている感触。

接続していた配線を3か所をはずしたところ前後に分離できた。

 

結構な大きさのトランスが入ってる。重いはずだわ。

スイッチングのACアダプター使ってないというあたり、クリーンな電源を使いたかったということなのだろうか。

 

 

 

内蔵アンプ

 

大きめの黒いヒートシンクについてたアンプICはLM4765Tというものだった。Nのロゴ的にNational Semiconductor製かな。

MouserやらDigikeyやらでICについて確認した。

AB級で、出力は最大30Wらしい。

スピーカーの製品説明ページでは22Wになっていたため、データシートを確認。20V、4Ωあたりで22Wということなんかな。

 

このIC自体は既に現行品ではないようだ。

LM4766Tが後継っぽい現行品らしい。

LM4766Tは65Tの30Wから出力が上がって40Wになってる。

ピンアサインが微妙に違うなぁ。9,14pin。使えそうだけど。

価格帯としては1000円そこそこのICのようだ。

昨今は円安がひどいので本来はもう少しましな価格なんだろう。

 

 

電源ケーブルのケーブルスリーブが内部のみシリコン?でかためられていたのだが、それを外す作業が億劫だ。

中のケーブルを抜いたら中に隙間ができて、スリーブも抜くことができた。固かったけど。

 

ケーブルをやり直して、逆の手順で組み立てた。

 

 

 

動作確認

 

重い方の背面にあるスピーカー端子はINではなく、もう片方へ向けたOUTである模様。そりゃそうだよね。

左右はスピーカーケーブルで結線する。

 

ありもののケーブルでRCA2系統なども結線し、通電したところ、左右からちゃんと音は出た。音量操作も問題なし。

 

前面を見るにトーンコントロールもついている。

回すと音が変わる。調整できとるなぁ。問題なし。

 

RCAの2系統にはケーブルをそれぞれ結線。

2系統はMIXされるっぽい。切り替えじゃないですと??

 

サブウーファーはウチにはないので確認できず。

 

確認が取れたので、内部のケーブルを結束バンドでまとめ、電源スリーブの周りを信越化学工業のシリコンで固めておいた。これで問題なさそうかな。

 

 

試聴

 

明瞭で力強い。が、長時間聴いていると肩がこる感じ。

真面目か。これについてはトーンコントロールで柔らかい感じに調整すればいいのかなぁ。

 

近寄るとホワイトノイズがあるような気が・・・。

この辺は先人のレビューの通りかも。

離れるとまったく気にならない。

 

そういえば.....。

サランネットを外したら埃で白かった。粉フキん。

何年分なんだろう。

掃除して返却しよう。