ダイソースピーカー 内蔵アンプの3回目である。
前回、ダイヤル式の可変抵抗を分離した基板。
<続> ダイソー 330円スピーカー 内蔵アンプ の改造
きっかけ
- 変わり果てたダイソーSPの基板
LTK8002D の余りも見つかった。
R+Cの組合せ
R4/R5の 22KΩ は活きていそう。
ここに並列で UPZ 330pFをつなぐのは決定か。
R2/R3は・・・。
R4/R5が22KΩなので、14-15kΩを狙いたい。丁度のものはない。
使えそうな手持ちの抵抗で合成すると
10k + 4.7k といったところか。
となるとC2/C3に当たるコンデンサーは1μFぐらいか・・・。
買うほどではないので手持ちで合成しようか。
大きさが手ごろで同じぐらいのものとなると
0.68μF + 0.22μF といったところか。
ちょっと足らないけど。
部材 その他
電源系 C8は6.3V 220μF かな。
USBの受けがないので電源ジャックで5Vを受けるか。
C9はC8に並行で0.1μFの積セラ。
LED オリジナルにはないR6相当は300Ωとした。LEDは橙に。
可変抵抗 テスト用の2連のAカーブ10KΩ
音声 テスト用のRCA
C7 C7という名の抵抗:100Ωは活きていた
C6 欠損
C1/C2/C5/C6 はネット情報より前回移行した先の構成では0.1μFとしていたが、計測したら 1.0μF っぽい。
欠損のC6は1.0μFの黄土色の積セラがあったのでそれで補う。
NFJのUSB DACに添付されていたものだった。
基板の状況と対応
可変抵抗は他に供出したので “無い”。
このため、スペースに余裕が “有る”。
今回は可変抵抗が外出しとなる。
それ幸いと、ダイヤル式が空いたスペースにフィルムコンデンサーやら抵抗を設置することとした。
- R2/R3のアンプIC寄りの片側のパッド
活きていたのでここを入口とする。

- 右側の8002D: U1 周辺
下の写真の状況ではSP出力のプラス極がつかない。
穴あけしてリード線を通し、はんだ付けできる
箇所を作成する。

6番からたどった先のVCCのパターンの先が少ししか残っておらずかなり心許無い。(赤矢印の先)

- 左側の8002D: U2周辺

(※上段右側から順に5-8番ピン)
5番:問題なし
6番:VCCのパターンの先が少ししかなく心許無い。
U1分と比較し更に面積が小さい。(黄色矢印の先)

ジャンパー配線か?
C6に充てる1μFの積セラの片足とつなぐ必要あり。
両隣りのピンと接しないよう、ここもジャンパー?
7番:1μFの積セラの片足およびGNDとつなぐ必要あり。
前回ここに0.8mmの穴をあけていた。
これを利用しリードを通す。
7番ピンから裏面をまわしてGNDと結線。
積セラの片足とGNDはどこかで結線させておこう。
8番:SP出力の+とはリード線で結線。
(※下段左側から順に1-4番ピン)
1-3番: 問題なし
4番:パターン消失のため、R4下側と直接結線する。
R4につける330pFの足を長めにとり結線するつもり。 - GND
2ヶ所で寸断されているため、
C8の足(-)とリード線で回復させる。
C8は新品を充てれば足長いしな。
aitendoで20個で100円以下だった6.3V 220μF...
- VCC
VCCの基板部分はグズグズ。
C8の足(+) と 左/右の8002Dの6番ピンとつながるパターンの端を結線。C8の足(+) は細長い環状にして基板上に設置しておき、LEDの結線などに備える形としたい。
Day1
C8の足を裏面から実際に通して、
- VCC
- GND
- LED
不安定だったので段階を踏んで作業をしている。
Day2
改めて基板を観察。
右側8002D:U1の周辺状態はそれほど悪くないことに気づく。
電源は復旧しているため、Rchだけ修理を先行。
LTK8002DをU1にのみ取り付けた。
さっそく結線、音出しを確認したい。
合成した抵抗:4本はオモテ面へ
合成したコンデンサー:4本は裏面へ
それぞれ置くこととした。
※イメージ
この作業時点での写真を撮り忘れていたため
上の写真では赤い300pFが実装されてしまっている
ダイヤル式可変抵抗用の穴が一列5つに並んでいる箇所を利用してオモテ面と裏面の両者を結線する。
● ● ● ● ●
GND/R出/L出/L入/R入
が従来の形。
● ● 〇〇 ●
GND/抵抗の片足:Lch/不使用/不使用/抵抗の片足:Rch
に変更した。
穴を通した片足で裏面の合成コンデンサーへつなぐ。
その後、今回は外だしの可変抵抗とスピーカーをつないだら、
音出しができた。
IC片側のみ復活の図
やれやれ。
寝る。
Day3
さてパターンがひどく焼けており問題多い Lch側。
ひとまず、ICのパッドに残ったはんだを清掃。
平面にしてから8002Dを取り付けた。
- 1.0μFの積セラと6番ピン
基板に2個穴あけ。積セラは裏から足を通した。
片側はGNDのリードに接続。
もう片側は6番ピン付近のパッドにジャンパー。
5Vはすでに来ているので6番ピンはひとまずOKか。
- 7番ピン
裏から通したリード線と接続。
リード線は背面を通してGNDに接続。
積セラは前述の通り片足がGNDに接続しているため
7番ピンもこれでOKか。
- 8番ピン
リード線でスピーカーのプラス極のパッドと接続。
- 4番ピン
R5/R4に330pFを並行接続させた。
U2についてはその際に330pFの足をのばして4番ピンに接続させた。新品の長い足を利用。
はたして、どうなることやら。
・・・と思っていたが、意外にもあっさり音が出た。
不具合の修正
音出しは問題ない。
このアンプについては部品が取れやすいことへの対策の方が
重要なポイントなのであろう。
以下のような不具合が出たので対応した。
- 押しボタンスイッチ
押したら切れるになっていたので付け直した。
押したら点くになった。
- C9の付け忘れ
付け忘れていた。さっそく裏面にあるC8に対し並行接続で
0.1μFの積セラを取付けた...が、両chからうんともすんとも音が出なくなった。

※黒い電解コンデンサーがC8:220μF
黄土色がC6:1.0μF、水色が付け忘れのC9
黄緑はLEDの300Ω
加熱した際にC8経由で熱が伝わり、6番ピンとの接続が
切れた模様。U1/U2それぞれに 電圧5V が行ってない。
基板オモテの環状部分を再度加熱。Rchは復旧。
Lchは微細だった残りのパターンが千切れたか?
結局、6番ピンに対してリード線でジャンパーした。
あー、被覆を忘れているなぁ。むき出し。
- 合成抵抗の接触不良
モノにぶつかったらしく、Lch側が根元からちぎれた。
(2本をつないでいる箇所ではなく根元側)
再度はんだ付けした。ちゃんと14.7KΩ出ているねぇ。
- 合成コンデンサーの接触不良
2本を接合した箇所が弱かった模様。
可変抵抗のケーブルに引っ張られて断線していた。
リード線を絡めてはんだ付け。強化できたかな?
結果
かくして3台目のRTK8002Dのアンプが完成したわけであるが...
音質は可もなく不可もない感じかな。
冷蔵庫のあまりもの工作にしてはまずまず楽しめたねぇ。
最初から可変抵抗を外して外だしすればよかったのかな。
スペースを確保できていれば、パーツがポロポロとれないように取り付けられたんだろうなぁ。
このアンプはMP3かラジオか何かと組み合わせて活用するかな。
なんか考えよう。
→ひとまず
例の、「スリムな針のプッシュピン 35本」(ダイソー)
の入れ物に収納してみた。 入れ物目当てで何個購入してるんやろ。
収納時の修正箇所は
収納の際にR-ch側のスピーカー出力部分のパターンがとうとう両方ともはがれたのでリード線で接点を作り直したことぐらい。
外付けのスピーカー端子は暫定のもの。
稼働中は極めて安定的。
どうでもよい話であるが、
丁度いい感じのクッションゴムをセリアで見つけてしまった。
レモン株式会社のクッションゴム 丸厚 12.5mm 12個入×10パック 透明という商品。パッケージ柄が電卓とキーボードのやつ。
セリアで出てこなかったのでアスクルで。
黒ではなく、透明なのがこういう100均ケースを利用した工作物の足には丁度よい。大きさや厚みも手ごろだし。
ゴム足ないと軽いからススーっと滑って動いちゃうのよね。







