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ダイソースピーカー 内蔵アンプの3回目である。

前回、ダイヤル式の可変抵抗を分離した基板。
 

<続> ダイソー 330円スピーカー 内蔵アンプ の改造

“修理”を試みることとした。前回は2024年の7月なのね...
 
 
 

 

きっかけ

 

納戸を整理をしていたら、
  • 変わり果てたダイソーSPの基板
が出てきた。
 
 
焼けていてかわいそうな感じ。   ←焼いた本人が言うか。
 
      なんとかならんかなぁ。
 
そういえば予備で購入した、UPZ 330pF×2個があったなぁ。
 
探したところ、アリエクにて10個入りで購入していた 
LTK8002D の余りも見つかった。
 
前々回の余りが4個ほど...
 
 
 
抵抗とコンデンサがあればどうにかなるんじゃね?
 
ということで作戦をたてることにした。
 
冷蔵庫のあまりもので料理する感覚...
 

 

R+Cの組合せ

 

R4/R5の 22KΩ は活きていそう。

ここに並列で UPZ 330pFをつなぐのは決定か。

 

R2/R3は・・・。

 

R4/R5が22KΩなので、14-15kΩを狙いたい。丁度のものはない。

使えそうな手持ちの抵抗で合成すると 

10k + 4.7k   といったところか。

 

となるとC2/C3に当たるコンデンサーは1μFぐらいか・・・。

買うほどではないので手持ちで合成しようか。

大きさが手ごろで同じぐらいのものとなると

0.68μF + 0.22μF といったところか。

ちょっと足らないけど。

 

 

部材 その他

 

電源系 C8は6.3V 220μF かな。

    USBの受けがないので電源ジャックで5Vを受けるか。
    C9はC8に並行で0.1μFの積セラ。

LED オリジナルにはないR6相当は300Ωとした。LEDは橙に。

可変抵抗 テスト用の2連のAカーブ10KΩ

音声 テスト用のRCA

C7 C7という名の抵抗:100Ωは活きていた

C6 欠損

 

 

C1/C2/C5/C6 はネット情報より前回移行した先の構成では0.1μFとしていたが、計測したら 1.0μF っぽい。

欠損のC6は1.0μFの黄土色の積セラがあったのでそれで補う。

NFJのUSB DACに添付されていたものだった。

 

 

 

 

基板の状況と対応

 

可変抵抗は他に供出したので “無い”

 

このため、スペースに余裕が “有る”

 

今回は可変抵抗が外出しとなる。

それ幸いと、ダイヤル式が空いたスペースにフィルムコンデンサーやら抵抗を設置することとした。

 

  1. R2/R3のアンプIC寄りの片側のパッド
    活きていたのでここを入口とする。
  2. 右側の8002D: U1 周辺
    下の写真の状況ではSP出力のプラス極がつかない。
    穴あけしてリード線を通し、はんだ付けできる
    箇所を作成する。

          
    6番からたどった先のVCCのパターンの先が少ししか残っておらずかなり心許無い。(赤矢印の先)
       
  3. 左側の8002D: U2周辺
          
    (※上段右側から順に5-8番ピン)
    5番:問題なし
    6番:VCCのパターンの先が少ししかなく心許無い。
        U1分と比較し更に面積が小さい。(黄色矢印の先)
        
       ジャンパー配線か?
       C6に充てる1μFの積セラの片足とつなぐ必要あり。
       両隣りのピンと接しないよう、ここもジャンパー?
    7番:1μFの積セラの片足およびGNDとつなぐ必要あり。
        前回ここに0.8mmの穴をあけていた。
        これを利用しリードを通す。
        7番ピンから裏面をまわしてGNDと結線。
        積セラの片足とGNDはどこかで結線させておこう。
    8番:SP出力の+とはリード線で結線。
    (※下段左側から順に1-4番ピン)
    1-3番: 問題なし
    4番:パターン消失のため、R4下側と直接結線する。
        R4につける330pFの足を長めにとり結線するつもり。
  4. GND
     2ヶ所で寸断されているため、
     C8の足(-)とリード線で回復させる。
     C8は新品を充てれば足長いしな。
    aitendoで20個で100円以下だった6.3V 220μF...
     
  5. VCC
    VCCの基板部分はグズグズ。
    C8の足(+)  と  左/右の8002Dの6番ピンとつながるパターンの端を結線。C8の足(+) は細長い環状にして基板上に設置しておき、LEDの結線などに備える形としたい。
 

 

Day1

 

C8の足を裏面から実際に通して、

  • VCC
  • GND
  • LED
を復旧させた。
押しボタンスイッチをつけたのでON/OFFも可能。
電源は電源ジャックから5Vを取る形。
 
ひとまず、LEDは点灯した。
 
スイッチで点けたり消したりすることができる。
 
U1/U2の6番ピンにも5V来てることを確認できた。
 
※前回は電源系のパターンがグズグズで滅茶苦茶動作が
 不安定だったので段階を踏んで作業をしている。

 

 

 

Day2

 

改めて基板を観察。

 

右側8002D:U1の周辺状態はそれほど悪くないことに気づく。

 

電源は復旧しているため、Rchだけ修理を先行。

LTK8002DをU1にのみ取り付けた。

 

さっそく結線、音出しを確認したい。

 

合成した抵抗:4本はオモテ面へ

合成したコンデンサー:4本は裏面へ

 

それぞれ置くこととした。

 

         ※イメージ
          この作業時点での写真を撮り忘れていたため
          上の写真では赤い300pFが実装されてしまっている

 

 

ダイヤル式可変抵抗用の穴が一列5つに並んでいる箇所を利用してオモテ面と裏面の両者を結線する。


● ● ● ● ●

GND/R出/L出/L入/R入

が従来の形。

 

● ● 〇〇 ●

GND抵抗の片足:Lch/不使用/不使用/抵抗の片足:Rch

に変更した。

 

穴を通した片足で裏面の合成コンデンサーへつなぐ。

 

 

その後、今回は外だしの可変抵抗スピーカーをつないだら、

音出しができた。

 

           IC片側のみ復活の図

 

やれやれ。

寝る。

 

 

Day3

 

さてパターンがひどく焼けており問題多い Lch側。

 

ひとまず、ICのパッドに残ったはんだを清掃。

平面にしてから8002Dを取り付けた。

 

  1.  1.0μFの積セラと6番ピン
    基板に2個穴あけ。積セラは裏から足を通した。
    片側はGNDのリードに接続。
    もう片側は6番ピン付近のパッドにジャンパー。
    5Vはすでに来ているので6番ピンはひとまずOKか。
     
  2.  7番ピン
    裏から通したリード線と接続。
    リード線は背面を通してGNDに接続。
    積セラは前述の通り片足がGNDに接続しているため
    7番ピンもこれでOKか。
     
  3.  8番ピン
    リード線でスピーカーのプラス極のパッドと接続。
     
  4.  4番ピン
    R5/R4に330pFを並行接続させた。
    U2についてはその際に330pFの足をのばして4番ピンに接続させた。新品の長い足を利用。

 

はたして、どうなることやら。

 

・・・と思っていたが、意外にもあっさり音が出た。

 

ひとまず、寝る。
 

 

不具合の修正

 

音出しは問題ない。

このアンプについては部品が取れやすいことへの対策の方が

重要なポイントなのであろう。

 

以下のような不具合が出たので対応した。

 

  1. 押しボタンスイッチ
    押したら切れるになっていたので付け直した。
    押したら点くになった。
     
  2. C9の付け忘れ
    付け忘れていた。さっそく裏面にあるC8に対し並行接続で
    0.1μFの積セラを取付けた...が、両chからうんともすんとも音が出なくなった。

       
        ※黒い電解コンデンサーがC8:220μF
         黄土色がC6:1.0μF、水色が付け忘れのC9
         黄緑はLEDの300Ω


    加熱した際にC8経由で熱が伝わり、6番ピンとの接続が
    切れた模様。U1/U2それぞれに 電圧5V が行ってない。
    基板オモテの環状部分を再度加熱。Rchは復旧。
    Lchは微細だった残りのパターンが千切れたか?
    結局、6番ピンに対してリード線でジャンパーした。
    あー、被覆を忘れているなぁ。むき出し。
     
  3. 合成抵抗の接触不良
    モノにぶつかったらしく、Lch側が根元からちぎれた。
    (2本をつないでいる箇所ではなく根元側)
    再度はんだ付けした。ちゃんと14.7KΩ出ているねぇ。
     
  4. 合成コンデンサーの接触不良
    2本を接合した箇所が弱かった模様。
    可変抵抗のケーブルに引っ張られて断線していた。
    リード線を絡めてはんだ付け。強化できたかな?
 

 

結果

 

かくして3台目のRTK8002Dのアンプが完成したわけであるが...

 

音質は可もなく不可もない感じかな。

 

冷蔵庫のあまりもの工作にしてはまずまず楽しめたねぇ。

 

最初から可変抵抗を外して外だしすればよかったのかな。

スペースを確保できていれば、パーツがポロポロとれないように取り付けられたんだろうなぁ。

 

このアンプはMP3かラジオか何かと組み合わせて活用するかな。

 

なんか考えよう。

 

 

→ひとまず

 例の、「スリムな針のプッシュピン 35本」(ダイソー)
 の入れ物に収納してみた。 入れ物目当てで何個購入してるんやろ。

 

 

収納時の修正箇所は

収納の際にR-ch側のスピーカー出力部分のパターンがとうとう両方ともはがれたのでリード線で接点を作り直したことぐらい。

 

外付けのスピーカー端子は暫定のもの。

稼働中は極めて安定的。

 

どうでもよい話であるが、

丁度いい感じのクッションゴムをセリアで見つけてしまった。

レモン株式会社のクッションゴム 丸厚 12.5mm 12個入×10パック 透明という商品。パッケージ柄が電卓とキーボードのやつ。
セリアで出てこなかったのでアスクルで。

 

黒ではなく、透明なのがこういう100均ケースを利用した工作物の足には丁度よい。大きさや厚みも手ごろだし。

ゴム足ないと軽いからススーっと滑って動いちゃうのよね。