TDA7492 中華アンプ | tobilishi721のブログ

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物を整理していたら、ほったらかしにしていたアンプのボードが出てきた。TDA7492 中華アンプである。

 

概ね以下のような感じのもの。

 

 

音声入力の3系統が端子化されていたため、動作確認ができず面倒くさくなってほったらかしていたような気がする。

 

放置前に

  • 全部0.68μFになっていたフィルムコンデンサ6個を
    0.1×4個および0.22×2個に交換
  • 1000μFのコンデンサを35V4700μFに増量
  • 1μF×2個をWIMAに交換
  • ヒートシンクは添付のものに対し、倍の高さのものに交換
    (130円@秋月)

ぐらいの作業はやっておいたみたいだ。

 

LM386(実際はNJM386D)の3号機用で作成した可変抵抗+RCAがあったのでねじ止めを外してこちらにつないで試してみることとした。端子のケーブルは半分に切って、可変抵抗の出力側とハンダ付け。

 

まぁ、音を出すことには成功。

初期不良ではなさそうだ。(今更)

ひとまず最低限は動いたので手をいれることとする。

 

ホワイトノイズがひどいのはわかっていたのでよく知られている改造をおこなった。

  • R28、R8を外してゲインを下げる 33.6dB→21.6dB
    下げ過ぎの感は否めないが・・・
  • C46の3.3Vの接続先変更=ホワイトノイズ対策
    C46につながるスルーホールは1.0mmのピンバイスで穴をあけてカット。レギュレータ(U1)と直接接続
  • Mute用?のC12を 35V47μF に変更
  • 入力電圧を下げるため、並行接続のR1、R2のR2を外してR1のみとし、0.5k→1.0kΩ
  • 4700μFに0.1のパスコン(裏面)

 

以下は参考にさせていただいたサイト。感謝いたします。

 

 

さて。

こちらの環境においてはホワイトノイズについてはあまり芳しくない感じだった。

 

色々と試したが、ACアダプタ由来で発生しているっぽい。

 

9Vの電池だとほぼ皆無。

 

ただTDA7492のスペック(Min 8V-Max 26V)からすると、15Vや19V、24V辺りで運用したいかなぁということでNFJの例の物※経由で接続してみることに。 ※Petit Susie+Petit Tank

 

ホワイトノイズ、めっちゃ減ったわ。

今、24Vで稼働中。

 

1000円ぐらいのボードがちょっと手を入れてこれだけ鳴らせれば十分いいんじゃないの?

 

 

2号機

経緯を覚えていないのだが、同じボードがもう一枚。

購入履歴を追ったら、2枚とも2022年5月だった。

バラバラに買っている。何でだろう?ポイント消化?

 

2枚目は

  • 全部0.68μFになっていたフィルムコンデンサ6個を
    0.1×4個および0.22×2個に交換
だけが仕込んであった。
  • 1000μFのコンデンサを35V4700μFに増量
  • 1μF×2個をWIMA4.7μF×2個に交換(手持ちの1.0がない)
  • ヒートシンクは倍ぐらいの高さのものに交換
    (130円@秋月)
ヒートシンクについてはネジ穴の位置が基板と異なっていた。
1号機のものは前回作業で穴あけまでしてあったようだ。
今回はひとまずハンドドリルで穴あけした。3mmの刃。
前回穴あけした事は思い出してきたぞ。なんとなくだが。
 
アルミなので割と簡単に穴あけ完了。
 
あとあとで干渉しないようにヒートシンクを取り付けてから、諸々のコンデンサを配置してみた。
 
音出しは1号機の可変抵抗セットを付け替える形で行おう。
 
その前に。
  • R28のみを外してゲインを下げる 33.6dB→27.6dB
    ※1号機(21.6dB)と値を変えてみた
  • C46の3.3Vの接続先変更=ホワイトノイズ対策
    C46につながるスルーホールは1.0mmのピンバイスで穴をあけてカット。レギュレータ(U1)と直接接続
  • Mute用?のC12を 50V47μF に変更
    1号機と同じ35Vのものがなかった。
  • 入力電圧を下げるため、並行接続のR1、R2のR2を外してR1のみとし、0.5k→1.0kΩに
  • D1に35V100μFを並行接続
    ※1号機は無し (つけたが一旦外した)
  • 4700μFに0.1のパスコン(裏面)
接続したところ、問題なく音が出た。
1号機も同様なのだが、R2外すのは結構効果があった。
 
こちらのボードも初期不良ではないらしい。(今更)
 
周期的なノイズがわずかに出ている。無音時はやや目立つ。
問題の切り分けをするため色々試したところ、Petit Tank 由来のノイズだった。が、Petit Tank にそのような振る舞いをさせた真犯人はアンペア数が少ないACアダプターだった模様。1Aから2.5Aのものにしたら問題解消。
 
ホワイトノイズが悪化するため、Petit某はなるべく間にかませておきたい。
 
 

熱がどれだけ出るか試してみて箱にいれようかな。

いつもの100均ケースだと入らないので悩ましい。

 

 

そして、翌日。

 

 

悩ましいとか言っていたが、1号機はNFJのスピーカー端子利用でなんとかいつものセリアのケースに入った。蓋を閉めていても熱問題はないようだ。ヒートシンクを交換した甲斐があったと思いたい。

 

当初は音像がぼんやりしていたが、のべ2日ほどBGMを流し続ける感じでずっと動かしていたらまとまってきたかな。

 

弦楽器がきれいに鳴っている。残響もきれいだ。

好みの傾向のアンプかも。

 

部材がなくなってきた。2号機の収納が悩ましい・・・。