この数字はなんぞ?①<1882> | ナショナルけもペディア<ナショけも>

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アラフェネ動物記へようこそ!
こちらでは、明日動物園・水族館で使える
動物基礎知識を主に載せています。
主に、哺乳類、鳥類、爬虫類が中心に
記事を書いていますが、
飼育方法などは記載いたしません。
よろしくお願いいたします。

 

  新たなテーマ<地球のおうち>

 

 

こんにちはアラフェネです。

 

いつも当ブログをご購読頂きましてありがとうございます。

 

当ブログは新たなテーマ<地球のおうち>を作成しました。

 

こちらでは、動物園、水族館並びに保護繁殖、展示を行っている施設に関連した記事を載せていきます。

 

また、ブログテーマを刷新し、今まで作成した記事はテーマ<アラフェネ動物記>、ショートコラムは<アラフェネ動物記・ショートコラム>にて移動しましたのでよろしくお願い致します。

 

今年度から、このようにして、いくつか新たなテーマの作成や読みやすくした記事の整理化して参ります。

 

今後とも、よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、<1882>の記事になります。

 

今回から、動物や施設にまつわる数字は何の数字なのか、何シリーズかに分けて書いていこうと思います。

忙しい方でも、簡単に読めるよう、短い文章でまとめてみました。

 

 

さて、今回のシリーズ①では、<1882>という数字を見ていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1882

 

上野恩賜動物園正門

 

<1882>という数字は、日本に初めて<動物園>と呼ばれる施設ができた西暦です。

 

今回は日本初の<動物園>である上野恩賜動物園(上野動物園)について書いていきたいと思います。

 

日本で一番最初にできた動物園は、1882年(明治15年)3月20日に開園した、

<上野恩賜動物園(上野動物園)>と呼ばれる、日本の動物園の中でも、最も古い動物園でもあります。

 

 

不忍池(しのばずいけ)

 

 

 

 

東京都台東区の上野恩賜公園に位置し、JR上野駅の改札を出る前から正面に大きく動物園名が出迎えます。

入口の周りには、<国立科学博物館>、<国立西洋美術館>、<東京文化会館>など、大型公共施設が連ねている場所に並んでいます。

 

 総面積は、開園当時は1万㎡の広さでしたが、現在は14万㎡(14ヘクタール)と東京ドーム3個半ほどの広さを持ち、西園と東園に分かれ、その間に<不忍池(しのばずいけ)>を挟んだような敷地になっています。

 

 展示種数は、哺乳類、鳥類、爬虫類などの様々な動物種を併せ、500種以上の動物種を飼育展示しています。

 開園当初は、ゾウ、トラ、シフゾウ、ニホンオオカミなどの哺乳類、アホウドリ、シマフクロウ、トキなどの鳥類が多く展示されており、現在では絶滅種とされ、見ることができない種も多く展示していたようです。

 

 超定番で大人気動物でもある、<ライオン(バーバリライオン)>、<キリン>、<レッサーパンダ>など動物の展示は1900年に入ってからで、当時は<ライオンが見れない動物園>と話題になったようです。

 

 

 

 

 

ジャイアントパンダ

 

上野動物園の人気をさらに飛躍的にしたのが、やはり<ジャイアントパンダ>公開展示といっても過言ではありません。

 

1972年には、<日中国交正常化>を記念し、中国から<ジャイアントパンダ>の<カンカン>、<ランラン>が初来園し、<パンダ―ブーム>を巻き起こったと話題になりました。

 現在も、可愛らしい一目見ようと連日来園者が訪れ、長蛇の列ができ、年間来園数第一位というのも納得がいきます。

 

<ジャイアントパンダ>は哺乳綱食肉目クマ科に分類される大型哺乳類で、中国の森林を主な生息地とし、見た目が白黒の毛色がツートンカラーで、世界3大珍獣に選ばれている動物です。

 絶滅危惧種に指定されており、域内外保全が急速に求められていて、日本の動物園では他に、<アドベンチャーワールド(和歌山)>、<神戸王子動物園(兵庫)>で飼育展示され、観察することができます。

 

 

 

アニメ<けものフレンズ>、<けものフレンズ2>、アプリゲーム<けものフレンズ3>では、いつも眠たそうで、眠りを

邪魔するととても怒こる姿が印象的なキャラクターです。

 

 

 

 

 

余談ですが、<動物園(ZOO)>という言葉は、ヨーロッパ視察から帰った<福沢諭吉(旧1万円札)>が作った言葉で有名ですが、海外ではzoological garden(ズーロジカル・ガーデン)>と呼ばれ、直訳すると<動物学・庭園>になりますが、誤訳したものが広まったのではないかという説があります。

 

 

動物園のすべての基礎が詰まった動物園、他園へ足を運ぶ前に是非一度、訪れてみてください。

 

 

 

 

 

今回の記事は以上となります。

 

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最後までご購読ありがとうございました。

 

 

 

 

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