世界カワウソの日間近!ペットしての取引はNG!カワウソの生態、絶滅の要因とは? | アラフェネ動物記

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主に、哺乳類、鳥類、爬虫類が中心に記事を書いていますが、
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こんにちは、アラフェネです。

 

今回は<カワウソの保護>記事になります。

 

5月29日は<世界カワウソの日>という事で、スコットランドの<国際カワウソ保護基金>が制定しました。

 

カワウソは現在も多くの種の絶滅が危ぶまれている状況であり、世界中で保護繁殖、取引規制が行われています。

 

今回はカワウソについて簡単にまとめましたので、少しでも一読して頂けると幸いです。

 

 

  カワウソとは?

まず、<カワウソ>について簡単におさらいします。

 

カワウソは、<哺乳綱食肉目イタチ科>に分類される半水生動物で、現在、7属13種

確認されていると言われています。

 

にユーラシア大陸、アジア、南北アメリカ、オホーツク海など、世界中に分布しており、様々な環境での適応性が高い種です。

 

イタチ科らしく、体が細長くしなやかで俊敏で、密集した毛は効率よく水をはじき、水中での活動に特化しています。

また、全長はオオカワウソなどの大型の部類から、コツメカワウソなどの小型の部類など種によって大きさが異なります。

 

川や水田などの水辺などを好みますが陸上や夜間での活動も見られ、群れで活動をしており、魚類や甲殻類などを主食とし、潜って狩りをして生活をしています。

 

 

 

 

 

 

カワウソ全体では、カナダカワウソ以外の12種が個体数が年々減少し、そのうち5種が絶滅危惧種に指定されています。

 

カワウソのその1種である<ツメナシカワウソ属>に分類される、<コツメカワウソ>は特に野生の絶滅が危惧されていると

いわれており、

その生息状況として、現在<VU(絶滅危惧Ⅱ類))>に指定されています。

 

 

その為、ワシントン条約では、国際取引が規制が最も厳しい<ワシントン条約付属書Ⅰ類>に付属されており、

国際取引が現在全面的に禁止されているんですが、

それでも愛玩目的の需要や毛皮目的などで現在も密猟や違法取引が行われているのが現状です。

 

 

 

  絶滅の要因

 

コツメカワウソが主に絶滅が危ぶまれている原因としては、生息環境の破壊、交通事故、密猟などがあげられますが、

最も注目すべき部分では、主に密輸などの違法取引や密猟などです。

その為、過去30年間、野生個体数が30%減少したと報告があります。

 

 

〇生息環境の破壊

 

生息する川辺や水田、湿地、マングローブなどの生息地が開発などの

土地利用などよるものが原因とされています。

漁業、農業、道路舗装、などにより本来の生息地の生態が大きく変化し、

分布域を飛躍的に縮小していると考えられています。

 

 

〇密猟、密輸

 

現在も、密猟や違法取引などが絶えず行われており、生息数の増減を

急激に変動させています。

現在はSNSやインターネットが普及してきており、

その為、種が身近にいなくても、誰でも簡単に種についての情報が得られるようになりました。

 

特に最近ではX【旧:Twitter】、やYouTubeなどで施設などでは展示場の様子や、動物のかっこいい、かわいい動物の画像や動画が数多く投稿されることがメジャーになっていますが、

注意点は、危惧種のペット化を助長させるような投稿も好ましくないということです。

(ハグなど過剰なふれあいなどの画像や動画投稿)

 

 

その動画や画像を閲覧し、広まり、カワウソを愛玩用として求める人々が多くなることで、毛皮や金銭、ペットなど需要から、密猟や違法取引が横行するようになっており、東南アジア各国で摘発されています。

悲しいことですがその取引先の一部が日本を指定されたものもあるそうです。

 

 

日本には、<種の保存法(絶滅の恐れのある野生動植物の種の保存に関する法律)>と呼ばれる法律が2019年11月に

施行されており、<原則>取引が禁止されているんですが、

あくまで<原則>なので、<例外>として、原産国の政府機関が発行する証明書や登録商標などがあれば輸出入できてしまうので、カワウソの輸出入は完全に規制することはできません。

 

 

また、カワウソ自体を飼育することには強い規制はないのですが、飼育環境や栄養管理など飼育方法が確立されていないので、

一般での飼育は非常に困難だと言えます。

 

 

このように、法律や条例だけでは細やかな規制が難しいことから、一個人がどれだけ絶滅種の福祉思想を広め伝え、繋げていくかが大きな課題となっていると思います。


 

 

 

  保護の現状

 

保護の現状ですが、後述した通り、コツメカワウソは、原則、国際的な取引が禁止されているため、

日本を含め、世界中の動物園・水族館で展示されている個体は保護繁殖で増やされた個体であり、各種研究や繁殖の取り組みが

行われています。

 

また、非営利団体である<日本アジアカワウソ保全協会>が積極的に活動を行っており、

カワウソに馴染みのあるアジア圏の国や都市圏(韓国や東南アジア)などをヒヤリング、調査しHPで

調査内容などの一部を公開しています。

 

 

 

もし、カワウソ保護関連に興味がありましたら、下のURLから閲覧してみてください。

 

 

 

今回の記事は以上となります。

 

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