あ゜
セルモーター直す
数年前からビーノくんのセルは回らない。
セルボタンを押しても、キュル…キュル…と苦しそうな音をたてて中途半端に回るだけである。
バッテリーか、はたまたセルモーターか。
可能性はいろいろあるがともかく、現状できることから修理しよう。
セルモーター
セルが回らない時最初にみるのはバッテリーである。
ビーノくんのバッテリーは2年以上使っているのでいい加減交換しなければならないが、手元に新品がないのでとりあえず保留だ。
(電圧は充電して13v(微妙)なので近々購入しよう)
次に可能性が高いのはセルモーターだ。
以前分解した時、ブラシがだいぶチビていたので掃除がてらそこを新品に交換する。
まずは、セルモーターを外すために後ろの外装を外す。
加えて、マフラーと後ろタイヤも外す。
これでようやっとセルモーターにアクセスできるのだ。
( T字レンチかパイプがあればマフラーとタイヤを外さなくてもできます)
セルモーターはボルト2本と緑の配線が繋がっているだけなので、外せばすぽっと引っこ抜ける。
(画像は外した後ですが中央に鎮座していました)
セルモーター付近はタイヤの近くということもあり、泥と油汚れが堆積してとても汚い。前回掃除して数年だが、使用頻度が低くてもこの通り真っ黒だ。
〈掃除したセルモーター〉
取り外したセルモーターもまっくろくろすけだったのでパーツクリーナーなどで掃除した。
ネジ2本外して分解!
コイルは結構強力な磁石でひっついているので、引っこ抜く時は吹っ飛ばさないよう要注意だ(1敗)
左から旧、新のブラシ。
中央の銅色の金属の摩耗がうかがえる。
動くことは動くが一度も交換していないのでついでだ。
コイルのブラシ接触部の汚れをヤスリで磨いて、逆の手順で組み上げる。
動作確認のためにセルモーターにバッテリーを直接通電させる。
(プラスは端子に、マイナスはボデーだ)
キュル…キュル…
キュル…キュル…
キュル…キュル…
あれ???
踊ろう。
何もかも忘れて踊ろう。








