Vampire Concerto より Purple Flame を聴きながらこんばんは、アベです。
ムダヅモ無き改革4巻買いました。以下に感想等を述べます。ネタバレを気にする方は引き返してください。
・P14~15 ダブルリーチに関して
第1ツモを含めた牌姿は
二二三四四四五六②③④④⑤⑥
これに対しプーチンは「タンヤオ確定の三切り」か「平和確定の二切り」かとコメントし、教皇は六切りのダブリーとしました。それぞれについて考察してみたいと思います。
二切り:②③④ ④⑤⑥ 四四 二三四五六 → 一四七の3面待ち
三切り:②③④ ④⑤⑥ 二二四四四五六 → 二四七の3面待ち
六切り:②③④ ④⑤⑥ 三四五 二二四四 → 二四のシャボ待ち
この3種類の牌はすべてヒトラーのアタリ牌でした。では四切りはどうでしょうか。
四切り:②③④ ④⑤⑥ 二二 四五六 三四 → 二五の両面待ち
四切りの場合タンピンが確定します。まぁこの場合は二三六のどれを切ろうとヒトラーのアタリ牌だという絶望感を演出するためのものなのでしょう。
・P29~56 シックル・グルーバーとベルガー司祭
ヒトラーが使っていた偽名「シックル・グルーバー」ですが、これはヒトラーの父親の性であり、ヒトラー自身がアドルフと姓をかえる前のものです。
ベルガー神父は「ピウス12世」がモデルだと思われます。第2次大戦中の教皇であり、親ナチ派だと非難されるなど苦労を重ねた人物です。
・P190 トリロン
チャーチルin良岸シズ(たぶん)の手:純チャン3色の満貫
ルーズベルトin後呂星江(たぶん)の手:混一チートイの満貫
スターリンin黒戸タキ(たぶん)の手:タンヤオ三色三暗刻の満貫
3人とも御丁寧に④を捨てているというのがまた何とも……まぁこの人たちに筋引っかけなんてものが有効なのかは甚だ疑問ではありますが。
・サンピンちゃん
まさかのツンデレ
こんなところでしょうか。近代麻雀本誌で追っていたので内容は殆ど全て知っていたのですが、まとめて読むとやっぱり面白いですな。