記憶 |   Flying in the sky Sasuke

  Flying in the sky Sasuke

   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

 

当家の鳥たちは、

文鳥のシルバ(8歳弱)、アキクサインコのチャチャ(6歳8か月)、アキクサインコのハル(5歳7か月)の3羽です。

 

 

過去にお話ししたことがありますが、3羽とも迎えたくて迎えた訳ではありません。

こんなことを書くと、何それ?となりますが、事実なのです。

 

迎えた理由は、先住の鳥のパートーナーになってもらう為でした。

 

ブリーダーを目指したわけではないですよ。

 

文鳥のシルバ(オス)は先住のサスケ(メス)のパートーナーとして迎えました。

サスケは先天的に多くの異常を抱えていました。

でも、仲間を迎えることで、少しでも良い時間を過ごせるのでは?

もしかしたら、健康に過ごせるのでは?

そんな思いで迎えましたが、2羽の時間は長くなかった。

その後、シルバは私たちの不注意でクチバシを失くしました。

そのことで、文鳥の多頭飼いを断念したのです。

 

アキクサインコのチャチャ(メス)は先住のちゅら(オス)のパートーナーとして迎えました。

ちゅらは長期療養中(通院中)でしたが、2羽は大の仲良しになりました。

特にチャチャは飛べないちゅらにいつも寄り添っていました。

どんな時もいっしょ。

 

 

でも、そんな関係は1年しか続かなかった。

ずっと通院を続けたけど、ちゅらは亡くなった。

 

 

ちゅらが亡くなった後も、チャチャは空の酸素室でちゅらを待っていた。

 

私はチャチャもちゅらについて行ってしまうのでは?と危惧した。

 

だから、すぐに仲間を迎えようとしたのです。

 

家人は大反対。

理由は・・・

「こんな悲しい思いはしたくない」でした。

 

でもね、そんなのは関係ないと思った。

人間が悲しむのはどうでもいい、もちろん私も悲しかったけど・・・

 

一番、悲しいのはチャチャ。

 

心に大きな穴が開いている。

 

正しいやり方だとは思わなかったけど、私に出来ることは新しい仲間を迎えることだった。

 

チャチャは血縁関係のないハルの世話を一生懸命にしてくれた。

 

 

挿し餌だって手伝ってくれた。

 

 

 

そのことで、チャチャの中のちゅらの記憶は少しずつ薄れて行った。

 

その関係は5年経った今でも、続いている。

メス同士なのでラブラブではないけど、お互い大切な仲間として日々過ごしている。

 

 

私が健康管理の記事を多数上げるのは、ちゅらとチャチャの別れを見たから。

あんな悲しい思いはもうチャチャにさせない。

もちろん、ハルにも。

 

サスケがね、ちゅらがね、残してくれたことに学びがあるのです。

もちろん、サスケやちゅらのことは絶対忘れない。

ただ2度とね、病で簡単に亡くしたくないのです。

それは私の為ではない、鳥たちの為です。

 

だから、健康である為にあらゆることを行うのです。