愛鳥観察 |   Flying in the sky Sasuke

  Flying in the sky Sasuke

   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

前記事の話を少々

 

小鳥は病を隠すかもしれない。

 

えっ!話が違う?

 

 

チャチャ

「ハルちゃん、違うんですって」

ハル

「そうなのでちゅか?」

 

いやいや、違いませんよ。

どれだけ見ているかによって結果は違うという話です。

 

当家の鳥たちで言えば、羽繕い時間の減少、寝ないハズの時間で寝だす、鳴く回数が減少する、運動量が落ちるetc

(いずれも変化量は僅かです)

ここら辺が初期の異変です。

(私見)

それぞれ個体差があるので、それを織り込んで判断しています。

 

多分、カゴ内では分からない。

多くの放鳥をしていないと判断できません。

 

違和感レベルなのですが、即座に注意して追跡します。

結局、多くは杞憂に終わりますが、ハルの様に嘔吐までいくこともあります。

 

過去数回の嘔吐は激しく吐しゃ物をまき散らし、顔にも付着しました。

悲惨で心配な状態ですが、感染症の気配はないので、管理温度を上げ様子を見るという対応でした。

もちろん、直ぐに治っているので、現在があります。

 

 

私感としては、違和感から症状が出てくることが多い。

そこを見ているので、病は隠せないという記事を書いたのです。

 

 

 

チャチャ

「ワタチね、随分前に、クチバシの上に小さな黒い点が出来たことがあるの」

「でもね、飼い主さんは大丈夫だって言ってたの」

「だってね、クチバシの成長と共に黒い点が移動したから、病気じゃなく、打撲による内出血らしいの」

「飼い主さんはね、ワタチのことをいつも観察しているの」

 

 

ただし、小鳥は突然死が多い。

突然死の場合、違和感が出ないというか、分からない場合もあると思います。

人間で言う心筋梗塞や脳溢血の様な状態です。

 

今日の放鳥時間は10時間を越えます。

10時間も放鳥をしていれば、鳥の様子は分かるのです。

今日で言えば、文鳥のシルバ君は絶好調、アキクサインコのチャチャはマイペースの問題なし、

同じアキクサインコのハルはイマイチです。

不調まで行かないけど、少し違和感があるので注意して見ています。

 

言ってしまえば、放鳥をろくすっぽしない飼い主さんが鳥の病を見切れる訳はないのです。

だから、冒頭、小鳥は病を隠すかもしれないと書いたのです。

 

それって、飼い主が悪いの?飼い主さんを責めているの!?という話になってしまいますが違います。

 

やはり、一般の方にとってペットなのでそこは仕方ないのです。

 

マズい、こんなことを書くとドンドン深みにハマってしまう。

 

あ~こんな物言いも反感材料になる・・・

 

でね、根本的な話をすれば、鳥が病を隠そうが隠さなかろうが、結果はほとんど変わらない。

事前に察知しようが重篤な状態に移行すれば、元来、弱い小鳥は亡くなってしまう。

 

結局、1点に収束する。

生きとし生けるものに死は訪れる。

 

私がこの8年発信している記事の多くは、鳥たちが長生きできるよう参考にしてほしいという内容です。

 

例えば、ロストをしない為には?

発情対策の仕方。

過産卵の危険性。

適度な寒暖差は鳥を強くする。

長時間放鳥は鳥たちの健康に役立つ。

エサは?ネクトンは?

中毒になってしまう物質etc

 

上記の内容は何度も何度も詳しく書いています。

 

私が正しいとは思っていないのだけど、私の元で当家の3羽は健康に過ごしています。

文鳥のシルバ君はあと20日で8歳です。

 

8年間、常に放鳥をして常に健康を考えてきました。

(クチバシの事故だけは悔やんでも悔やみきれません)

 

だからね、鳥は病を隠せないというのはぶっちゃけどうでも良いのです。

ただ、病を隠せないって言うからには多くの観察が必要です。

観察することによって愛鳥の健康状態を知り施策や学びがいくつも生まれるのです。

結果、愛鳥が健康に長生きできる可能性が高まります。

と、思っているのですが・・

 

 

大きなお世話ですが・・・・