42.7度の想い |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

当家が暮らす湘南近辺は海風が入るので、真夏でも35度になることはない・・ハズだった。

 

ところが、本日は35度を超えてしまった。

 

もう30年ほど暮らしているのですが、記憶にありません。

 

もうね、外には出ない。

 

 

まあ、放鳥があるので暑くなくても出ないのですが・・・・

 

外気温が気になったので、午後3時を回って温度計を屋外に置いてみると・・・

 

日向の温度は42.7度。

 

日陰の地面に置いてみると、37.5度

 

42.7度は鳥の体温と同じ。

 

チャチャ

「ワタチの体温は42度よ」

 

今週前半は更に気温が上がる予報が出ている。

 

人間様は自業自得だけど、野生動物はたまったもんじゃない。

木陰に居るスズメはクチバシをパカパカしている。

高温に耐えきれず亡くなる野生動物は多いと思う。

このような環境下で飼い鳥をロストすれば、すぐに弱っていく。

何度も何度も書いているけど、ロスト防止は簡単。

カゴを外に出さない。

放鳥中、部屋のドアや窓を開けない。

たった2点だけ。

 

ロストの話を始めると42.7度の体温になってしまうのだけど・・・

・インコが逃げてしまいました

って迷子サイトに書いているでしょ。

 

なんだかね、引っかかって仕方ない。

 

逃げてしまったって・・・鳥に過失があるように感じるのです。

 

挙句には

・インコが脱走してしまったって書く馬鹿もいる。

 

確かに、中型インコの中には器用にカゴの扉を開ける者もいるけど、

どんな状況でロストしたにしても、100%悪いのは飼い主。

鳥は1mmも悪くない。

脱走ってなんだ?

インコがロープを使ってカゴを開けて、窓を開けて脱走するんか?

 

こんな細かいことを考えている人はいないかもしれない。

他意はなく「逃げてしまった」と書いているだけなのかもしない。

 

それでも、本当に大切な存在ならば、逃がしてしまったという後悔の言葉になるのでは?と思ってしまう。

細かいというか、神経質で申し訳ない。

 

でもね、多分、そこら辺の気持ちが薄いから簡単に逃がしてしまうのだと思っている。

 

ロストの話をするはずじゃなかったのだけど・・・

 

更に続ければ・・・・

 

私の鳥飼歴は中断があったけど、通算で言えば30年以上。

それに比べて、家人を含め、他の家族の鳥飼歴は8年弱。

もちろん、8年でもベテランの域だとも言える。

 

ただね、8年前は当然素人。

私が挿し餌や育て方や注意点をレクチャーした。

ロストの危険性に関しても教えた。

 

そんなしつこく語った訳ではなく、さらっとね。

 

家族が一番最初に食いついたのがロスト。

最初からメチャクチャ怖がった。

 

各自が想像してくれたのです。

鳥を外に放してしまうと何が起こるか?

 

「あ~大丈夫だ、当家では絶対ロストは起らないと」思ったのを覚えています。

 

当然、当家でロストが起こることは無かったし、今後も絶対ない。

何故なら、ロストを各自が恐れ、鳥を守ろうとしている。

 

そんな当家なので、私は他人のロストが理解できないのです。

 

ロストをする飼い主の多くは初心者。

もしね、この記事を見たら真剣に考えてほしいのです。

ロストは飼い主の過失、責任を取らされるのは鳥。

理不尽でしょ。

 

人間と同じ命を大切にしてほしい。

 

ただね、こんな記事を書いても響かない奴は響かない。

結局、ロストに限らず殺してしまう。

 

少しでもいい、参考にして助かる命があるのなら・・・

そう想いで記事を書いているのです。

 

 

アキクサインコのハル

「ワタチは今日もコードをくわえているの」

「落ち着くんでちゅ」