糞を考える |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

当家の3羽の鳥たち

 

文鳥のシルバ君 7歳2か月

アキクサインコのチャチャ ほぼ6歳

アキクサインコのハル 4歳11か月弱

 

3羽とも雛からのお迎えで一緒に暮らしてきました。

 

 

↑左は雛時代のハル、右はそんなハルに粘着する1歳のチャチャ。

 

チャチャ

「ずっと待ってたよ、貴方はワタチが絶対守るのだ」

ハル

「お・ば・さ・ん、圧つよいでちゅ」

(血縁関係はありません、初対面の瞬間からチャチャはハルが大好き)

 

そんな鳥たちですが・・・私はずっと恐れていることがあります。

それは糞。

 

放鳥中にどこにしたとか、服に付いたとかではありません。

鳥は何処でも糞をするのです。

服にされようが、頭にされようが良いのです。

問題は糞の状態です。

 

緑色便だったり、黒色便だったり、下痢便だったり・・・と言う訳でもない。

3羽の鳥たちに関して、過去、そういう糞の異常はなかったし、今後も大丈夫だと信じて過ごしています。

もちろん、信じるだけではなく、後述しますが健康であり続ける施策は講じています。

 

じゃあ、何を恐れているのか?

 

それは粘着糞(こんな名前があるかは分からない)

糞が次々お尻に付いてしまうことです。

こういう状態で考えられるのは、肛門の筋肉の異常、羽毛のメンテナンス不足?

 

あっ!今、書いていることは私見というより、思い込みレベルですよ。

 

で、一番の原因は糞自体が粘着性を持っていること。

糞を指で潰すと分かるのだけど、粘りがあるのです。

だから、うまく切れず肛門付近に次々付着してしまうのです。

 

鳥専門病院へ連れて行くと、腸内細菌のバランスが悪いかな~?と言われるけど大きな異常はなしと言われることが多い。

そして飼い主的には途方に暮れる。

何故って?

だって糞が次々肛門付近に付いて、溜まっていく。

適度に取るのだけど、赤くなる肛門、辛そうな愛鳥を見ていると切ないし、心配で仕方ない。

 

きっとね、異常はあるし、大きな病が隠れている可能性もある。

でもね、内視鏡を入れる訳にはいかない、そもそも鳥専用の内視鏡なんてない。

当然、問診が出来る訳でもなくCTも撮れない。

血液検査をするにしてもリスクがあるし、人間ほど細かくできない。

結局ね、ここらへんが鳥に対しての医療の限界です。

人間で言えば、町医者がちゃんと検査もせず風邪ですねっていう確度と同じ?

当たることもあるけど、外れることもある。

 

例えば、金属中毒での糞ならばある程度確定ができるし、治療の可能性もある。

しかし、緑色便だったりタール便だったり・・・いくつもの原因が考えられる。

当然、治療方法は何通りもある。

でも、薬は限られているし、そもそも確定診断が出来ない場合も多い。

結局、獣医師の経験値に頼るしかない。

(経験値の無い犬猫病院は鳥を簡単に殺してしまう)

鳥専門病院であっても間違った治療を続けて行けば、鳥は亡くなる。

 

だから、当家は鳥専門病院と大きく距離を空けているのだけど・・・

 

粘着便に話を戻すと、

糞の内容に問題がなく粘着性だけを持っていると始末が悪い。

個人的には鳥の状態は悪いと思っています。

体重減少を伴う場合はもっと悪い。

一旦、改善されたと思ったら、またなってしまうことも多い。

このような、状態になるとただただ祈るしかない。

 

えっ!それだけ?

そう、それだけ。

 

だってね、獣医師の反応は淡泊というか、鳥あるあるだよね~くらいのレベルなのです。

裏を返せば、治療方法がないので、ごめんね~という感じかな。

もし、あったらごめんなさい。

 

あっ!即効性はないけど、乳酸菌はある。

まあ、それが当家の施策の一つなのですが。

 

突然ですが、愛鳥のエサって何を与えていますか?

 

シード?

ペレット?

両方?

 

当家はシード派。

 

だってね、インコはシードを食べる為のクチバシ形状なのです。

シードを食べるのは楽しみでもあり、クチバシのメンテナンスでもあるのです。

例えば、人間様へ器用な指先を使わず生きて行け!と言ったら・・・

インコにとって似たようなものだと思っているので、当家ではペレットは使いません。

(文鳥のシルバはクチバシが無いので、粟玉とペレットを使っています)

 

長くはない時間を生きて行くのだから、好きなものを食べてもらいたいのです。

もしシードの殻が飛ぶからペレットにしている飼い主がいるのなら人間のエゴでしかないのです。

 

ただ、自然種を考えると、シードだけではなく、様々な物を食べているハズです。

それは、必要なミネラルやビタミンを取るためであったり、健康を維持するためであったり。

だから、シードだけでは問題があります。

青菜はもちろんですが、もっと多種のビタミンやミネラルを安定的に取ってほしい。

 

そこで出てくるのがネクトン

 

 

過去にもお話ししていますが、当家の飲水はネクトンが必ず入っています。

だから、黄色い。

 

 

一人餌当初からネクトン水なので、鳥たちは違和感がないかな。

文鳥のシルバ君はネクトン水でよく水浴びをしています、多分なんの効果も無いけど 笑

私も少量飲んだことがありますが、ネクトンBIOは穀物臭が強め。

ネクトンSは穀物臭うすめでBIOに比べれば飲みやすい。

 

で、乳酸菌生成エキスも入っている。

(腸内細菌を適正化するハズ)

粘着便がある場合、改善に役立つかな?

 

 

そういう飲水で暮らしてきた鳥たちは、糞に関して問題を抱えたことはありません。

 

チャチャは通常時も尿の多い糞をするのですが、発情時は大量に水を飲むので、便が緩くなります。

(形状は維持しているので下痢便ではない)

でも、お尻を汚すことはありません。

 

当家の鳥たちの健康状態をみると、少なくとも毒にはなってないので、よろしければお試しください。

 

 

 

追伸

5年前に亡くなったちゅらが粘着糞に悩まされていたのです。

だから、他人事ではなく難しい問題だと理解しています。