アキクサ扇の素 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

寒い朝、カゴから出たアキクサ達は一目散にファンヒーターを目指します。

 

そんなアキクサ達の期待を裏切らない為、冬季にエアコンを稼働することはありません。

 

言ってみれば、アキクサ扇の素はファンヒーター。

 

 

↑奥はチャチャ、手前はハル。

いつもチョロット扇しかしないハルですが、ごくたまに、普通のアキクサ扇を見せてくれます。

 

ところが、最近、CORONA製ファンヒーターの調子が悪い、もう絶不調。

スイッチONすると、E0のエラーが出て速攻止まる。

再度、ONするとしばらく持つのですが、E4のエラーが出て止まる。

それの繰り返し・・・廃棄するしかないのかな・・・

 

ベランダには同様の症状が頻発して廃棄待ちのダイニチ製ファンヒーターがビニールに包まれて放置されている。

 

1万円程度のファンヒーターを買っても4年前後でエラー頻発になってしまう。

 

今現在、無症状なのは昨年買った1台だけ。

 

残りの2台は無理っぽい。

 

安い物だから、修理に出すのは現実的ではない。

 

だから、結構な頻度で安いファンヒーターを買い続けている。

 

それなりの台数があるから、毎年買っている気もしない訳もない。

 

いろいろ考えていると、だんだん腹が立ってきた。

私は馬鹿なん?

 

もったいないというか、これはメーカーの策略?

ファンヒーターのエラー攻撃って、あるあるだし、当家だけの現象ではない。

3~4年の経年、高頻度で起こるということは、部品の劣化や故障というより、点火部分の汚れやシリコン等々の付着によるものだと思う。

それは以前から想像していたけど、分解する必要がある。

そんなややこしいことはしたくないし、知識も無いので、買う羽目になってしまう。

 

しか~~し、もう買い続けるのは止めた。

 

内部清掃をするのだ。

(検索すれば情報もあるしね)

 

 

↑これをバラバラにすると

こうなる↓

 

(不法投棄された家電にしか見えないけど、復活途中の家電です)

 

ファンや内部も埃だらけ。

清掃しながら、気化器部分に到着↓

 

 

右上の針金みたいなのはフレームロットと点火ロット。

シリコンが付着して白くなっている。

真ん中のバーナーヘッドも白くなっている。

「真っ白じゃん」

これって壊滅的な状態です。

「そりゃあ、エラー連発になるわな」

この白(シリコン)がE4エラーの元凶なのです。

バーナーヘッドも分解して清掃します。

 

E4が出た時、メーカー説明ではフィルター類の清掃をしてくださいって書いてあるけど、

簡単なフィルター清掃なんかでは改善できない。

なんかズルいな~とも思う。

ぶっちゃけ、使用頻度にもよるだろうけど数年でエラー頻発って・・・

原因は分かっているのに、ちゃんと説明書に書かないって・・・

私の実感から言えば、

購入後3~4年でE4エラーが頻発した場合は、内部清掃をしない限り治りません。

公式にはメーカーに修理依頼をするか、捨ててくださいって話だと思うのです。

そんなことを説明書に書くと売れないけどね。

 

その後は元に戻して完了。

 

ついでに、ベランダで放置されているダイニチ製のファンヒーターも内部清掃。

ダイニチ製はメチャクチャ簡単で15分で終わった。

これからはダイニチのファンヒーターを買うのだ。

 

そして2台とも完全復活しました。

 

もうエラーとはオサラバ。

もっと早く知識を仕入れていれば、無駄に買うことは無かったし捨てなくてよかったのに。

 

これで、アキクサ扇の素は安泰、今季もたくさんのアキクサ扇を見れるかな?

 

 

 

注意)

ファンヒーターの分解清掃はメーカー的にはNGですし、灯油を使う暖房器具ですので、

間違った組付けや取り付けを行うと、発火や故障の原因となります。

記事にはしましたが、私は自己責任で行いました。

実を言いますと、今回、分解清掃、組付け完了後、点火をしたところ、酷い不完全燃焼が発生したのです。

もうね、一瞬で一酸化炭素中毒になるレベル。

もちろん、OFFにして速攻で換気しました。

(エラー表示なし)

慌てて再分解してみるとバーナーヘッドのカバー位置が違っていました。

僅かな違いでしたが、正しい位置にセットしたら、エラーなしの正常な燃焼に戻った次第です。

そういうこともあるので、お勧めはしませんが、物は大切にと言う話でした。