当家の鳥たちにとって無縁なものは足環
ブリーダー経由で迎えたインコは足環をしている場合がある。
正直に言えば、???と思ってしまう。
例えば、何十羽も飼っているブリーダーなら分かる。
識別の為の足環をすることで、血統、性別等を管理してるのでしょ。
確かに、そうしないと繁殖もままならない。
でも、譲り渡す雛に足環は必要ないと思う。
似たような記事を書いたのは5年前。
当時、やさしい反論?コメントをいただいた。
「足輪の刻印のお陰で、誤って外に飛び出し、迷子になったインコが無事保護され、帰って来た子がいます。・・・・中略・・足輪は、決して悪いことばかりでもないんですよ」
でもですね、飼い主が逃がしたインコが帰ってきたことと足環は殆ど関係ない。
何故なら、ロストした鳥たちの多くは死んでいく。
つまり、ほとんど帰ってこない。
奇跡的に帰ってくるのは保護されたからなのです。
保護の後、足環が飼い主特定の手助けをする可能性は否定しないけど、故意じゃなく過失で逃がした飼い主なら警察にも届けているだろうし、迷子サイトにも登録しているだろうし、画像も持っている。
別に足環という証拠が無くても飼い主の特定は出来る。
もっとも重要なのは善良な人間に保護されることです。
で、足環を目の敵にするのは・・・
怪我をする可能性があるから、足に食い込む可能性があるから、可哀そうだから・・・・
足環が肉に食い込んで、出血して化膿する足を想像してください。
小鳥のセンター病院の症例をご覧ください↓
小鳥さんのBLOG | 小鳥の病気は小鳥のセンター病院へ | 2013年2月 (torinobyouki.com)
検索すれば、足環の怪我は多いのです。
当家で言えば、亡くなったちゅらも足環をされていました。
何度も何度も羽が挟まって、危険な状態になったこともありました。
若鳥の足は細く足環はブカブカ。
足環がカゴの突起物に引っかかると、鳥が暴れ、足は折れる可能性があります。
だから、外したのです。
ちなみに、チャチャも足環をされていたので外しました。
個人的に足環は不必要というか、危険で鳥の負担でしかないと思っています。
ここで疑問に思う方もいるかも?
足環ってすぐ外せるの?
外せません。
セキセイインコ~オカメインコくらいの足環はアルミ素材で出来ています。
生後早い段階で足環をされるので、譲渡する段階では難しい場合が多い。
そこで登場するのが、
足環切断専用のリングカッター↓
大型インコ等で使うステンレス素材の足環は×です。
アルミ素材(2.5mm~7.5mm)なら一瞬かつ安全に切断できます。
まあ、飼い主それぞれなので、足環を信じる方を否定する訳ではありません。
ただね、可愛いからとか、ファッションで足環をするのはいただけない。
そういう人間にとっては生き物の鳥すらファッションの一部なのかも知れないけど・・・
そう言えば、鳥に服を着させている記事を見た。
オカメインコより少し大きいくらいの中型インコ。
前掛けのような感じで着させている。
「おい!!なんだそれは!!!」
鳥って、飛ぶ為に極限まで軽量化したのだ。
何、服着させて重量化させてんだ。
犬や猫に服を着させるのも好きではないが、鳥は無いだろ!!!
鳥は1日通算2時間、羽繕いをして羽のメンテナンスをしている。
これは、鳥自身、癒し効果もある。
そればかりか、鳥は尾脂腺の脂を羽に塗っている。
訳の分からない服を着せられれば、脂は塗れない。
撥水性や保温性が低下する可能性もある。
つまり、ストレスになるし、健康にも関係してくる。
・・・知らなかった・・バードスーツなるものがあるなんて・・・
しかし、バードスーツは序の口。
「インコのおむつ」というものがあった。
基本はバードスーツと同じだけど、糞が服の内側に溜まる(落ちる)構造になっている。
「はあ~溜息しか出ない」
当家には3羽の鳥たちが居て、長時間放鳥を行うので、いろいろなところで糞をする。
服や頭にされるのは当たり前、一緒に居てくれている幸せの証。
当然、怒る家族はいない。
せっせと都度、糞を片付ける。
鳥の糞って無臭。
食べると苦いけどね。。。
もちろん、間違って口に入れたのだけど、汚いというイメージはない。
外出した時、肩についているのを知ると対外的に少し恥ずかしいけど・・・
何かおかしくないかい?
私は鳥の糞にストレスを感じないけど、糞にストレスを感じる飼い主が、ストレスを鳥に丸投げって!?
愛鳥のストレスを極力排除するのが本当の飼い主なのに・・・世の中狂ってる。
そんなに糞が嫌なら、鳥の玩具やぬいぐるみと暮らせばいい。
飼い主の趣味や都合で鳥が傷ついたり、ストレスを抱えるっておかしい。
それとも私がおかしいのかな?
鳥に服を着させるメリットが鳥にあるのだろうか?
教えてほしい。
悪いけど虐待にしか見えない。