ヨウ素の投与量 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

本日は鳥たちの日光浴の日。

何度もお話ししているように、日光浴は室内に入り込む光で行います。

もちろん、窓は全開ですが私は鳥カゴの側に付きっきり。

 

文鳥のシルバは速攻、水浴び。

アキクサ達は少し迷惑そう。

 

アキクサインコのチャチャ姉さんはいつでも産卵出来る状態になりましたというか・・・なってしまいました。

まだ、卵は形成されていませんが、最短で明日~数日での産卵(無精卵)もあります。

それもあっての日光浴です。

 

↓(写真は関係ないけど元気なハルです)

 

 

そして、ヨウ素の話をすると―

中高年のセキセイインコや文鳥で散見される甲状腺腫はヨウ素不足が原因です。

過去にも書いているように、最初の症状は呼吸音(キューキューやプチプチ)

そのままにしていると、開口呼吸やチアノーゼetc、そして動けなくなる。

重篤な状態になると致死率も高い。

 

セキセイインコとは、もう数十年暮らしていないので文鳥の話になります。

約5年前、白文鳥のサスケは鳥専門病院で甲状腺腫と診断されました。

ヨウ素を処方されましたが、どんどん悪化していき次の通院前に亡くなりました。

サスケは先天的な病気があり、体も弱かったので、どういう対応でも助からなかったかも知れません。

でも、悔しくて申し訳なくて・・・

 

あれからです、鳥に関して様々な知識を身につけたのは。

 

昨年の11月に甲状腺腫の初期症状が出た文鳥のシルバ(5歳)はすぐ対応して事なきを得ました。

病院へは行っていません。

私が行った治療はヨウ素酵母の投与↓

 

 

もともとシルバには上記のヨウ素を使っていましたが、過剰投与も甲状腺腫を発症しますので控え目に使っていました。

要は投与量を増やしたのです。

 

ここでヨウ素の投与量の話をすると、

 

 

上記のヨウ素酵母には付属のミニスプーンが付属しています。

スプーン擦り切れ1杯弱を1日1回餌にふりかけます↓

(週3~4日)

 

 

当家では餌にふりかけていますが、水に溶かすことも可能です。

しかし、ヨウ素粉末は溶けにくいのでしっかりかき混ぜる必要があります。

 

で、問題なのが適正量

 

当家のシルバのエサはむき餌とペレットを併用。

水にはネクトンSもしくはBIOが必ず入っています。

ペレットとネクトンにはヨウ素が含まれていますので、日頃から採っているのです。

尚且つ、控えめとは言え、以前から別途、上記ヨウ素も与えていた。

なのに、甲状腺腫の症状が出た。

 

正直言って過剰投与の基準も適正量も分からない。

 

紹介サイトなんかでは、ペレットにはヨウ素が含まれていますので大丈夫です!!

みたいなことを書いていますが、極微量だと思います。

ネクトンの含有量も微量。

だから、ペレットが主食でも個体によって甲状腺腫が発生するのです。

あとね、換羽も甲状腺に負担を掛けるので、原因の一つになります。

もちろんゴイトロゲンが入っている食べ物も遠因の一つ。

イチゴを愛鳥に与えている飼い主さんもいるようですが、イチゴはゴイトロゲンを含有しています。

梨やほうれん草を与える方はいないと思いますが、キャベツ、豆苗、チンゲン菜、ブロッコリー等々も含有しています。

ただね、微量なので神経質になる必要はありませんが、甲状腺腫を発症している場合は避ける必要があります。

(梨やほうれん草は別の理由もあるので与えてはダメです)

 

ちなみにアキクサ達にはネクトン水ではありますがヨウ素酵母を与えていません。

何故なら、ボレー粉を常設しているからです。

チャチャなんかはスナック菓子のようにボレー粉をバリバリしていますし、ハルもそこそこ齧っている。

ボレー粉のヨウ素含有量はそれなりにあるのです。

 

で、結局、鳥自身の体調、餌等々、個々に違うし、過剰投与は良くないのでヨウ素の適正投与量は・・・分かりません。

ただ、甲状腺腫の初期症状(呼吸音)は愛鳥を観察していればすぐ分かります。

 

もし、愛鳥が変な呼吸音(キューキューやプチプチ)をしたときは、なんならヨウ素を少し与えてみてください。

初期の甲状腺腫の場合、即座に回復します。

こんなことを書くと批判を受けるかもしれませんが、ヨウ素自体は毒ではありません。

呼吸音の異変の原因が肺炎であっても、少量のヨウ素で悪化する可能性はありません。

ヨウ素は2000円前後で購入できます。

 

このブログをご覧のあなた!

口笛を吹いてみてください。

もし、その状態で1日を過ごすとしたら・・・

軽いジョギングをするとしたら・・・

変顔ということではなく、とんでもなく苦しいのです。

鳥の呼吸音がおかしいのは、人間で言う口笛を吹いているようなものです、苦しいのです。

 

そんな鳥の呼吸音を聞くと、待ってて、絶対楽にするから、待ってて。

そう思うのです。

当家では肺炎にしろ、甲状腺腫にしろ、即座に酸素室を用意します。

 

参考までに。。。

 

ちなみに、ブログはしばらく休もうと思います。

当家の鳥たちは絶好調ですよ。

良かれと思い情報を発信していますが少し疲れたというか、

意味のない発信に思えてしまいました。

何かあった訳ではないのですが・・・

 

 

 

 

おわり