本日(11/16)文鳥のシルバの呼吸音(キュキュ)は完全に消失しました。
糞、食欲、仕草共にまったく問題ありません。
ヨウ素(ヨード)の増量で治ったということは、やはり甲状腺由来の呼吸異常だったはずです。
呼吸異常という言葉は呼吸困難まで行かない軽微な変化を意味している私の造語?です。
ここからは想像ですが、小さなキュキュ音は甲状腺肥大の初期のシグナルです。
明らかな肥大ではないので、触診でもレントゲンでも分からないハズです。
でも、シルバは異変を発信してくれた。
甲状腺腫は進行が速いので、対応が遅れると呼吸困難に移行しますし、突然死のリスクも大きくなります。
そうなると、より確実な投薬(甲状腺ホルモン)が求められます。
鳥専門病院であっても獣医師の認識や優劣がありますので、助からないことも多い。
そもそも、呼吸困難が発生した時点で甲状腺腫を推定するレントゲンを撮ることができない。
以前にも書きましたが、鳥にとってレントゲン撮影は大きなリスクなのです。
無理な体制で保定されますので、病鳥はそれに耐えきれず亡くなることがあります。
放射線の影響ではないのです、ただ、撮影するだけなのです。
注射も大きなリスクです。
見たこともない部屋に連れて行かれ、知らない人間に保定される。
人間にとっての病院に比べ、病鳥が病院へ行くということは想像を絶する恐怖とストレスだと思っています。
知っていましたか?
私は文鳥のシルバと約束をしているのです。
もう痛い思いや怖い思いを絶対させないと。
もちろん、病を放置する訳ではないし、必要があれば最小限の治療(投薬)を受けます。
シルバの安心できる環境下で。
当家はそういう事情もあり鳥専門病院とは距離を置いていますが、些細な愛鳥の発信を飼い主が受け取ることで、病院に行った場合でも初期に対応できるのです。
ただ問題は腕の良い獣医師を見つけることですが・・・
また、いらんこと言ったな。
シルバの次はアキクサインコのチャチャ姉さん。
(先ほど撮影)
本日の21時から22時の間に産卵(無精卵)します。
(産卵が近づき尚も巣作り行動中)
再三、お話ししていますが、小鳥は体内に卵を抱えた状態で長時間過ごすことは出来ません。
具体的に言えば、24時間~30時間で排出(産卵)できなければ、卵詰まりが発生しているのです。
チャチャは昨日の夕方に卵を形成したので、予定通りなら本日の夜間。
彼女の場合、より正確な時間で産卵するので21時半前後となるのです。
特有の貯め糞もあり、餌も食べ、水も飲んでいる。
ただ、今回は少し様子が違う。
違和感とまで行かないけど、緊張しつつも見守っています。
産卵まであと4時間。
万一、今晩中の産卵が無ければ卵詰まりなので、救急で明日、病院へ行きます。
自前で酸素室の構築や強制給餌、その他、多少の医療知識はありますが、卵詰まりには対処できない。
方法は知っていますが、私が行うにはリスクが高すぎるのです。
卵詰まりは緊急かつ早期の対応が生死を分けます。
だから、産卵する可能性がある愛鳥はよく観察し、産卵予定時刻を把握することが重要なのです。