発情抑制 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

当家のアキクサインコのチャチャが最後に無精卵を産んだのが、今年の1月11日。

 

あれから8か月余り、卵は産んでいません。

 

再三再四、お話ししているように様々な産卵抑制に努めてきました。

中でも一番効果的だったのが、カゴ移動でした。

 

知らない部屋や風呂場にカゴを放置するのです。

可哀そうではあるけど、大きなストレスになるので効果があります。

発情が酷く、体重増加が著しい場合は半日以上放置することで、体重減少や産卵抑制が認められます。

 

とは言え、何度も何度も行っていると、チャチャも馴れてきます。

 

そこで、並行して行っていたのは嫌がらせ作戦。

 

 

↑チャチャのカゴの中の床には今もインコの玩具が転がっています。

ピントが合っていませんが、普通は止まり木に掛けてヤジロベーのように自立するものです。

でもね、チャチャはこのインコの玩具が怖いのです。

最初は遊び相手として購入したのですが、止まり木に掛けた途端、大パニック。

怖くて怖くて仕方ない。

そこで、しばらく仕舞っていたのですが・・・・

 

チャチャの発情が進むと、カゴの隅で巣作り行動を始めます。

まさに、インコの玩具が置いてある場所で。

 

でね、インコの玩具を置くようにしたのです。

 

今はパニックを起こすことはありませんが、でも、玩具が大嫌い。

だから、玩具を置いていると巣作り行動を阻止できるのです。

 

それと、放鳥時は狭い場所に入り込まないように徹底しました。

薄暗くて狭い場所=巣なので、発情を促進してしまいます。

当家は文鳥のシルバ(オス)専用の家?をソファの上に置いていました↓

 

 

これはアキクサには小さすぎるので、入ることは無かったのですが撤去しました。

放鳥時に入れる狭い箱や薄暗い空間は巣をイメージさせるので、発情を促進させます。

オスなら良いとは言いませんが、発情抑制をするのならNGです。

 

そして、今のチャチャは・・・

発情とは無縁です。

まず発情ポーズ(シャチホコポーズ)をしません。

発情時の体重は45~46gですが、今は43~44gをず~~っとキープ。

動作を見ていても、暗いところを探すでもなく、巣材を集めるでもなく、至って普通。

怪しげな行動をしないのです。

 

と、まあ、対策を散々してきました。

でもね、カゴ移動より確実で、重要な発情対策があるのです。

それは、環境をなるべく自然にすること。

 

冬は寒く、夏は暑く、夜は暗くという環境を作るのが最大の発情抑制というかコントロールになるのです。

少し前に書きましたが、私は夏を待ち望んでいました。

それは、夏の気温上昇とともに、チャチャの発情が治まることを想定していたのです。

当家の場合、冬は20度前後、夏は28~29度を目標に鳥たちを管理しています。

夏の高温下で通常、産卵はしません。

アキクサインコの場合、秋、春が発情シーズンなのです。

 

当家は合わせて発情対策も細かくしているので、発情が止まるのは必然でした。

 

しかし・・・・これから秋になると・・・・また心配なのですが・・・・

 

それでも、夏季は絶対に発情を止められるというだけでも、チャチャの体の負担や、病気を阻止できるのです。

 

鳥の体調や年齢、持病等々がありますし、鳥飼さんの考え方も違いますので、お勧めする訳ではありませんが、

発情抑制だけにフォーカスするならば、冬は寒く、夏は暑くが効果があるのは事実です。

 

そんなことを考えつつ、ネットを見ていると鳥専門病院のブログを発見しました。

私の文章より説得力がありますので、リンクを貼っておきます。

参考までに。。。

 

→発情を考えるの記事