足環の憂鬱リターンズ |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

3年ほど前から、行方不明になっていた足環カッターを発見しました↓

 

 

ず~~っと、何処かにある筈だと、思っていたのですが見当たらない。

前にある方へお貸ししようと本気で探しても見当たらない。

 

灯台下暗しとはこのことか?

何でもない場所から出てきたのです。

 

そこで、本日は足環の憂鬱の記事を再度書きたいと思います。

 

大体は3年前の過去記事に書いていますので、気になる方は

こちらもどうぞ→過去記事

 

私ね、足環(足輪)って飼い主として大嫌い!!

 

だって、意味が分からない・・・いや、大体は分かるけど。

 

ここで、足環推進派の方へ向けて、予防線を。

 

まず、輸入した鳥、品評会へ出す鳥、レース鳩、繁殖時の個体識別等々、においての

足環(足輪)を否定している訳ではありません。

そもそも、足環は飼い主がするもの。

部外者の私が人様の愛鳥への足環を否定する立場ではありません。

 

ただね、私は足環が大嫌いなので当家にお迎えした当家の鳥に足環があれば、すぐ外す。

当然、自ら足環をつけたりしない。

 

話を進めると、一般的な鳥飼さんが足環付きの鳥に遭遇するケースはブリーダーさんからのお迎えです。

ブリーダーさんの中には、しっかり足環を装着して販売している方がいます。

ここの意味も分からない。

 

ブリーダーさんが繁殖の識別のため、親鳥に足環を装着するのは勝手です。

しかし、販売する雛に足環を装着する必要があるのかな。

迷子になったときの証明?

販売後、血筋、血統の問い合わせがあった場合、すぐ分かるように?

 

確かに、迷子になって保護された場合、足環の番号を控えていれば証明になります。

しかし、今どきは飼い主のほとんどが愛鳥の画像データを持っています。

画像データは十分な証明になります。

足環にGPSが付いているなら別ですよ。

でも、足環は所詮、足環です。

 

足環が付いていたから戻ってくるのではなく、運良く保護されたから戻るのです。

SNSで発信したり、警察に届けたり・・・

そこで、発見できれば足環の有無にかかわらず戻ります。

 

仮に全国ネットの強固な足環登録システムがあったとしても、保護されなければそもそも意味が無いのです。

結局、足環があっても無くても、戻る確率に大差はないと思っています。

だいたい、戻る確率って奇跡的です。

 

だって、逃がした時点でほとんどの鳥は死ぬのです。

この話は何度も、何度もしているので深くは話しませんが、ロストの対策としての足環の意味が分からない・・・気持ちは分かりますよ、でも、絶対に逃がさない策をすることが最優先です。

 

複数の部屋で放鳥をしていませんか?

家族と意思の疎通をしていますか?

常に窓を閉めていますか?

念仏のように毎日、毎日、子供に注意を促していますか?

屋外にカゴを出していませんか?(掃除、日光浴関係ありません)

鳥に外の世界を見せていませんか?

網戸で風を入れながら放鳥していませんか?

 

仮に・・・もし、当家で放鳥中に窓を開けても、鳥たちが外に出ない自信があります。

だってね、鳥たちにとって、窓というか、外の世界自体、想像できないのです。

昼間でも絶対、レースのカーテンを使うので外の世界を見たことがないのです。

基本的に小鳥は臆病なので、未知の世界に自ら飛び込むことはありません。

もちろん、驚いて・・・ということはありえますが。

 

当家は世界で一番脱獄が難しい刑務所の10倍の厳しさを維持しています。

絶対に鳥を外で一人ぼっちにしない!!為に。

 

話が逸れてしまいました。

 

何故、そこまで足環を嫌うのか?

 

だってね、足環って羽が挟まったり、足が傷ついたりするのです。

検索をすれば分かりますが、足環の長期装着で足の化膿や怪我をする事例が多いのです。

病院へ駈け込んで、足環を切断してもらった飼い主さんは数多くいます。

 

私、想像してしまうのです。

 

アキクサパニックを起こして、夜中に暴れたら・・・・

足環をしていて何かに挟まったら・・・簡単に骨折してしまう・・・・

 

妄想だけで、震えあがってしまうのです。

 

特にアキクサインコやセキセイインコ、オカメインコ等々は尾羽も翼も長く、足環に絡む可能性もあります。

だから、足環は大嫌い!!

 

当家のアキクサインコのちゅらはアルミの足環をしていたので、足環カッターで切断しました。

その後、足環カッターは行方不明に・・・

次に迎えたアキクサインコのチャチャも足環をしていましたが、まだ、小さかったので人力で外せました。

 

想像してみてください。

あなたの足に金属の足環がず~~っと装着されているのです。

人間で言えば、幅10cm程度かな?

痛くない?

気にならない?

 

もちろん、人間と鳥の皮膚の強度は違うでしょう。

でもね、足環は生まれた時には付いていないのです。

 

百歩譲って、フィンチ用のプラスチック製ならまだしも・・・・

 

当家のアキクサ達は本日も元気に自由に飛んでいます↓

 

チャチャ

 

飛行中、足は恨めしや~~ポーズなのです。

足環があると、ずれていた場合、痛いと思います。

恨めしや〜って足を折った時に、足環の端と当たる可能性があります。

着地の際は足環の衝撃が来るはずです。

足環をしている飼い主さんはこんなことを考えたことは無いと思います。

私は、変態?神経質?異常者?かも知れません。

でもね、人間の言葉を喋れない鳥たちが人知れず痛みを我慢するなんてありえないのです。

あくまでも当家の鳥の話です!

 

↑ハルも恨めしや~ポーズです。

 

ん?

誰かを批判したい訳ではありませんよ。

足環が大嫌いという意思表示の話です。

足環は必要とか不必要とか議論をする記事ではありません。

私は足環が大嫌いなので、当家の鳥たちは足環をしていないというか、していたけど速攻で外したという話です。

 

そうそう、発見された足環カッターは最強のツールです。

対応サイズはありますが、アルミの足環なら一瞬で切断できます。

 

刃先を見てみると、インコや猛禽類の上のクチバシみたいです。

 

 

おわり