当家のアキクサインコのチャチャ姉さんは本日も絶賛発情行動中↓
尾羽を上げて私をガン見。
そうすると、メスのハルがやってきて尾羽をカジカジ。
ハルの挨拶?嫌がらせ?何の意味なのか分かりません。
もちろん、よろしくないので手や物でちょっとだけ威嚇してやめさせます。
残念ながら、発情行動自体は止めることが出来ません。
しかし、排卵(産卵)は止めなければならない。
だからね、カゴ移動もしているのですが、最近は怖い怖い作戦がメインです。
だって、カゴ移動をするとハルが寂しがって呼び鳴きをしまくるのです。
アキクサインコはもともと臆病な鳥です。
中でもチャチャ姉さんは、結構~な臆病。
なので、カゴに大嫌いなおもちゃを入れます。
インコの玩具がおいている場所は、チャチャ姉さんが巣作り行動を行う場所なのです。
玩具を置くと効果てきめん、怖くて怖くて近寄れないのです。
ティッシュが置いてあるでしょ。
これはね、巣作り行動を止めるために置いてあるのです。
当初は、敷き紙をカジカジして巣を作ろうとしていたのですが、ティッシュを置くことで
警戒してしなくなったのです。
でも、効果が薄くなってきたので、おもちゃを追加で入れたのです。
可哀そうだけどね、仕方ありません。
そういえば、アキクサインコの呼び鳴きって、すごくうるさい!!のです(笑)
一般的な評価ではアキクサインコって大人しくて、ピヨピヨ鳴くのでは?
たしかに、ピヨピヨ鳴いている時の声は優しく小さく美声です。
でもね、これは単独飼いの時の話なのです。
仲間がいると、鳴きまくりの叫びまくり!!(仲間との関係によるとは思いますが)
私自身はセキセイインコやオカメインコの飼育歴の方が長いのですが、久しぶりのお迎えでアキクサインコと暮らすことに。
迎えた理由の一つは、鳴き声が小さいということでした。
実際、ちゅらの単独飼いの1年間はすごく大人しく、呼び鳴きを聞いたことが無く、小さなぬいぐるみのようでした。
放鳥をすると必ずトコトコ歩いてきて膝に乗って羽繕いをする。
肩に乗せるとず~っと側に居てくれる。
呟くような鳴き声はほんとうに美声でした。
でも、生後6か月で重篤な感染症にかかってしまい生死の境をさまよったのです。
「あ~ダメだな!」って思いました。
1人ぼっちで、病気になって、大人しいというより寂しそうに見えたのです。
だから、ちゅらが1歳になり、チャチャを迎えました。
そうすると・・・・・
ちゅらは激変!!
基本的に大人しいのは変わりないのですが、よく鳴くようになり・・・そして嬉しそう。
大きな声で呼び鳴きをして、仕舞には文鳥がよく行うポンピングをして走っていきます。
人間が見ても心が弾んでいるのが分かるのです。
「そうなんだ、これが本当の姿なんだ」
すごくうれしくて、すごく後悔をしたのです。
最初から2羽で迎えていれば、ちゅらは寂しい思いをしなかったはず。
重篤な感染症から一応、回復したちゅらでしたが、長生きが出来ないことは
獣医師も私も予想していました。
だから、なお更、後悔をしたのです。
そんなちゅらでしたが、昨年の4月に亡くなりました。
まだ2歳になったばかり。
最後はすごく苦しみました。
腫瘍だと思います、臓器が肥大したせいで呼吸困難になったのです。
飼い主としては、痛恨の極みというか、私が死ねば良かった。
今でもそう思っています。
だから、すぐにハルを迎えることを決めたのです。
ちゅらのことを忘れたわけではありません。
でもね、1歳になったばかりのチャチャの先は長いのです。
もう絶対に寂しい思いはさせたくない。
家族の反対がありました。
「もう、悲しい思いをしたくない!」って
もちろん、私も同じですが、当時の私の思いは、
「人間の為に迎える訳ではない、人間の気持ちなんて関係ない!」
でした。
だってね、ちゅらが居なくなって、チャチャは大人しくなり、人間に寄せてきたのです。
でもチャチャが寄り添う場所は人間の側ではないのです。
文鳥やセキセイなら良いとは思いませんが、アキクサインコの場合はもともと人間と距離を置くインコです。
心を閉ざすというのは大袈裟ですが、単独飼いと多頭飼いの様子は全く違います。
呼び鳴きをして飛び回って、時にはケンカをして・・・そういう姿を1度見てしまうと単独飼いに戻れないのです。
そんな、チャチャとハルが一緒に暮らすようになって1年弱。
もうね、騒がしい(笑)
一通り遊ぶと、固まって動かなくなるのですが、固まる前はあ~だの、こ~だのと喋っています。
ハルだけ放鳥をすると、チャチャが出てくるまで、抗議の呼び鳴き。
放鳥時は、ほぼ別行動なのに、なんかね、おかしくない?(笑)
でも、観察しているとお互いがお互いを支えているのが良くわかります。
アキクサインコって人間とのスキンシップが苦手な鳥です。
だから、チャチャはハルに任せて、ハルはチャチャに任せているのです。
ただね・・・
大人しい鳥のハズなのに・・・・
これだけ、大きな声で鳴くのなら・・・・
オカメインコが・・・・・
こ、後悔はしていませんよ(笑)
チャチャとハルが安心できるのなら、それがベストなのですから。