先日、アキクサインコのハルが2度目の嘔吐をしてしまいました。
ただ、2度目というのが適切な表現かどうか・・・
1度目の嘔吐をしたのは2/6の未明でした。
朝一の健康確認(短時間放鳥)で、吐しゃ物が敷き紙に飛び散り、羽にも付いていました。
午前、午後と糞、仕草等の体調を観察しましたが、特に問題が無いため、病院へは行かず
時間が過ぎていったのです。
そして、2度目の嘔吐は2/6からちょうど1か月たった3/6でした。
だから、2度目というには間隔が空きすぎているのです。
もちろん、2度目なのは間違いないのですが、一連の括りとしては微妙な間隔です。
今回の嘔吐は午後9時過ぎに始まったので、私が見ていました。
水平方向へ首振りをしてシードを吐き出しています。
2、3度吐いて、しばらくすると、また吐くの繰り返しです。
カゴ内の吐しゃ物(粒状のシード)を見ると、特に他の物は混ざっていませんし、無臭です。
糞を確認すると糞は殆ど見当たらず、かわりに多くの尿をしています。
チャチャの方は発情をしていますので、水分を多くとるのですが
ハルはいつも通常便なのです。
この糞の状態は心配なのですが、夜間なので病院はやっていません。
唯一の救いは、嘔吐が短時間で終わったことでした。
翌朝、再度、確認すると深夜以降の糞は通常便でした。
そして、追加の嘔吐も無し。
体重も明らかな減少は無し。
前回と同じように、問題はなさそうです。
例えば、メガバクやそのう炎であれば、引き続きの嘔吐、下痢、粒状便
あくび、食欲減退、体重減少等々の症状が出るはずなのですが、ハルには
そういった症状がありません。
朝の糞に至っては、カンマ糞と呼ばれる綺麗な形状で、色もパーフェクト。
ん~~
生理的な嘔吐なのかな。
嘔吐時、水分を多くとったのは気持ち悪かったからか、そのうの洗浄をしたのか?
で、結局、今回も病院へは行っていません。
嘔吐の場合、4割程度は原因不明と言われています。
病院へ行くリスクとハルの体調を天秤に掛けると、行かないという判断です。
もちろん、小鳥は体調不良を隠すというのは理解していますが・・・
鳥専門病院へ対して私は過度な期待をしていないのです。
当家の主治医は優秀ですよ。
でもね、白文鳥のサスケはすぐ亡くなりました。
大怪我のシルバは治療不能でした。
ちゅらも亡くなりました。
すべて、鳥専門病院へ通院して治療をしていたのです。
何度もお話ししていますが、鳥専門病院であっても、すべての鳥を助けることは出来ません。
誤解のないように言うと、分かりやすい細菌系の病気(メガバク、そのう炎等々)であれば
頼りになります。しかし、ウイルス系の病気では、十分な対処療法が出来ない為
亡くなることも多いのです。
PBFD(ウイルス性疾患)が陽性であったり、発症した場合って皆さん、鳥専門病院へ通院しますよね。
多頭飼いをしている場合、隔離をして消毒を徹底しますよね、すごく神経質に。
それは当然です、怖い病気だし治療方法がありません。
これも誤解のないように言いますと、インターフェロンはPBFDをやっつける薬ではありません。
多分?免疫を上げる効果があると言われていますが、具体的な有効性は未知数です。
医師によっては、注射のリスクを考えて否定する方も多いのです。
でね、思うのです。
鳥専門病院は鳥を助けてくれる病院ですが、それ故、さまざまな疾患を抱えた鳥たちが通います。
PBFD、BFD、メガバク、そのう炎、カイセン症等々
それって、大丈夫なの?
院内感染はしないの?
病院の待合室の椅子を頻繁に消毒している姿を見たことがありません。
診察室も診察台も・・・
そのう検査の器具はつど消毒しているでしょうが。
こんなことを考えると鳥専門病院へ行けなくなってしまうのですが、心配になるのも事実です。
だからね、私としては不必要な通院はしたくないのです。
ちなみに、これは当家の愛鳥に対しての通院スタンスなので、どなたにも勧めませんよ。
そういう考え方もあるかな?という程度でご覧いただければ幸いです。
ハルの話に戻れば、翌朝以降、再度の嘔吐があれば、すぐ病院へ行ったのですが
結局、3日経った本日も問題なく絶好調なのです。
相変わらず、止まったことのない場所に止まって↓
冒険の日々です。
おわり