豆苗を止めてみた件 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

当家のアキクサインコのチャチャとハルは豆苗大好きです。

 

だから、ほぼ1年中、買ってきた豆苗を生けています。

放鳥中は、好きな時に好きなように食べていました、が。

 

豆苗を止めてみました。

 

だってね、ちょっと目を離した隙に、豆の部分をカジカジと食べてしまうのです。

茎から上をカットして与えればよいのですが、生けていた方が長持ちするのです。

 

豆って・・・毒がある!?のにマズいでしょ!!

 

って思いますよね。

 

でもね、本当に毒があるのかな?

そこで、少し調べてみました。

 

以前から薄々は知っていたのですよ、豆の部分の生食はNGだって。

だから、気をつけていたのですが、昨日、ハルが半分くらい食べてしまったのです。

チャチャの方は食べたことがあるので、警戒していたのですが、ハルは無関心だったので

ノーマークでした。言い訳ですね、ハルに申し訳ないです。

 

本題に戻りますと、豆の生食がNGなのには理由があります。

最大の理由はレクチンが含まれているからです。

レクチン自体は、動物や植物に広く分布しているたんぱく質の総称ですので、特に珍しくないのですが、豆類には有毒性のレクチンを含むものが多いのです。

例えば、赤インゲン豆に含まれている有毒レクチン(フィトヘマグルチニン)は生食することで、吐血や重度の食中毒になってしまいます。生食でなくても、たった5粒の半煮えを食べることでも、中毒症状を起こしてしまうのです(人間の話です)

しかし、高温調理することで、有毒レクチンは不活性化します。

 

ここまで、読まれた方々は・・・それ、やばいじゃん!!って思いますよね。

しかし、豆苗(えんどう豆)になると、少し話が変わってきます。

 

有毒レクチンは豆類に多く含まれていますが、えんどう豆に関しては非常に少ないのです。

ここは具体的な数値が知りたかったのですが、見つけることが出来ませんでした。

しかし、えんどう豆から発芽した豆苗は生で食べることが出来ます。

また、発芽後の豆は養分が少なくカスカスの状態だと考えられますので、もともと少ないレクチンが更に減少しているハズです。

 

レクチン中毒の場合(人間)は1~3時間で吐血、嘔吐等の症状が現れます。

昨日、豆の半分を食べてしまったハルはというと、昨日も、本日もまったく変化がないのです。

だから、インコに与えてよいという話にはなりませんが。

 

ということで、豆苗は昨日廃棄、そして、本日より小松菜にしたのですが・・・・

 

 

まあ、ドン引き。

 

ハルは側に止まることも出来るのですが、チャチャの方は絶対に近寄らない

 

 

当然、誰も食べない(笑)

 

小松菜も生で食べることが出来る野菜です。

生で食べると抗がん作用のあるイソチオシアネートという成分をとることが出来るのです。

 

しかし・・・待てよ・・・・

小松菜って畑で栽培しているから、農薬を使っているのです。

それって、どうなの?

青梗菜もそうだけど、畑で栽培している商業野菜は農薬をバシバシ使っています。

もちろん、出荷状態では農薬は検出されていないハズです。

農薬の散布時期によって残らないというか、そういう調整をしているのです。

 

一方の豆苗って水耕栽培なので、農薬は使っていません。

 

おろ、豆苗の方が鳥にとって安全?

少なくとも、残留農薬の心配はない。

 

そうだった、思い出した!!

そもそも、当家で小松菜や青梗菜を与えないのは、残留農薬が怖いからだ。

だから、農薬を使わない豆苗にしたんだった。

 

豆苗に戻すか。。。