チャチャは来ない |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

当家のアキクサインコはチャチャとハルの2羽です。

 

 

チャチャはもうすぐ2歳になります。

そして、ハルは生後10か月弱。

 

最近の記事の主役はハル。

ちょっと、変なところに止まる癖があるのですが、その一方で

人間大好き?、スマホや髪の毛をカジカジするのが日課でもあります。

とにかく、人間と絡むし性格が温厚なので家族の人気者です。

 

チャチャの方はというと、少し気が強いところがあって、人間の側にはあまり来ません。

 

でもね、私はチャチャが大好きなのです。

人間に対しては、イマイチ塩対応ですが仲間に対しては、愛情深く、大切にしてくれます。

 

亡くなったちゅらの事が大好きで、いつも側に居たくて、ちゅらが亡くなった直後も、

ちゅらを探して空の水槽の側にずっといました。

 

 

 

3日経って、1週間経って、2週間経って、それでも、チャチャは毎朝、水槽の側でちゅらを待っていました。私自身もちゅらがまだいる様で、水槽をしまうことが出来なかったのです。

 

それでも、何とか水槽を片付けると、それからチャチャは人間に寄せてきました。

頻繁に肩に止まって、カジカジして、一緒にいる時間が飛躍的に増えたのです。

 

でもね、正直に言えば、ちっとも嬉しくなかった。

だって、私は大切な仲間の代わりにはなれないのです。

言葉も分からないし、飛ぶことも出来ません。

 

だから、すぐアキクサインコを迎えることを決めたのです。

 

そして、やってきたのがハルなのです。

 

チャチャが喜んだかどうかは分かりません。

でもね、雛のハルを大切にしてくれました。

もう、四六時中、ハルの側に居てくれたのです。

 

その関係は今も変わりません。

いや、少し変わったかな (笑)

 

メス同士なので、べったり一緒にいることはありません。

常に一定の距離を保っています。

 

しかし、お互いが強い絆で結ばれているのは間違いありません。

一方の姿が見えなくなると、必ず呼び鳴きをしますし、

朝は一緒に散歩をするのが日課です。

 

そして・・・ハルが来てからというもの、チャチャは人間と距離を空けるようになりました。

 

 

もうね、チャチャは来ないのです。

あっ、手乗りですよ、人間を恐れている訳ではありません。

迎えに行けば、手に乗りますし、たま~に肩に飛んできて固まります。

 

以前にもお話ししましたが、鳥たちが少しでも安心して、有意義に過ごすことが出来るのなら荒鳥になっても良いのです。

もちろん、出来ればコミュニケーションを取りたい気持ちはありますよ。

でも、それはチャチャに求めていません。

だって、私が癒されるために、チャチャを迎えたわけでも、ハルを迎えたわけでもないのですから。