アキクサインコのハルが嘔吐をしてしまいました。
昨日の朝の出来事なのですが・・・・
2Fの寝室からカゴを降ろして遮光カバーを取ったところ、ハルのカゴの
敷き紙の上に、点々と裸のシードが落ちています。
ん?
食べかす?
当家の敷き紙はキッチンペーパーを使っています。
また、毎日、就寝前に取り換えているのです。
その理由は、鳥たちの糞の確認を容易にするためです。
人間、鳥共、寝ている時間で、どれくらいの糞をしているか、色はどうか?
朝一に確認するためなのです。
白いキッチンペーパーに落ちている糞は一目瞭然、少ない、多い、きれい?尿酸はきれい?
すぐに確認することが出来ます。
そんな敷き紙なので、剥かれたシードが落ちているのはすぐわかりました。
よく見ると、落ちているシードは多数、そして、ハルのほっぺや翼にシードが張り付いています。
「嘔吐だ!」
どうやら、夜中に嘔吐したようです。
一晩の糞の量はいつもの半分ぐらいです。
すぐ体重を量ると42g
最近の空腹時の体重は43g前後なので、1gの減少です。
嘔吐物はシードのみ、糞は尿酸もしっかりしていつも通り。
本人は少しやつれた感じですが、いつも通りの仕草です。
嘔吐の原因は多岐にわたります。
そのう、消化器官の問題。
内臓の問題。
誤飲、ストレス、寒さ、食べすぎ等々
とりあえず、様子を見つつ午前放鳥を行いました。
大好きな乾燥フルーツも食べて、シードも食べています。
午前の体重は42.7g
水分、餌共、取れています。
至って仕草も普通で遊んでいます。
午前中の時点で再度、嘔吐するようなら救急で鳥専門病院へ行こうかと思ったのですが
大丈夫そうです。
要注意観察の中、夜の就寝直前の体重は43.8g
しっかり食べています。
もちろん、1日、嘔吐はなし。
ここまでで、考えられる嘔吐の原因は食べすぎ?かな。
嘔吐物や糞に異常がないので、病気や誤飲の可能性は低いのです。
飼い主によっては、すぐ病院へ連れていく場合もありますよね。
嘔吐は病気の重大な症状である可能性があるので当然ですが、
当家の場合、むやみやたらに病院へは行きません。
たとえ、鳥専門病院であっても、すべての鳥を助けてくれるわけではないのです。
過去に書いていますが、小鳥の病気の原因って不明な場合が多いのです。
獣医師の腕が悪い訳ではなく、患者(小鳥)が小さすぎるため、十分な検査ができません。
鳥専用の検査器具(精密機械)は無いに等しいし、薬も無いに等しいのです。
よく聞く、メガバク、そのう炎等の抗生剤や抗真菌剤が効く病気なら良いのですが、
PBFDを含むウィルス系の病に効く薬はありません。
そもそも、いくら体が小さいからって、代表的な病気が10や20の訳がないのです。
なのに、鳥専門病院へ連れて行った鳥が診察され言われる病名は数えるほどです。
もちろん、優秀な鳥専門病院の獣医師は過去の経験や症状に基づき、出来る範囲の
投薬治療を行いますが、電子顕微鏡で確定診断できる細菌、真菌系の病気以外は無力だといっても過言ではありません。
(怪我は別です)
鳥専門病院でも、そんな状況なので自称鳥を診察できる犬猫病院へ鳥を連れて行くと、誤った投薬で悪化したり、
病気を見逃すなんて日常茶飯事なのです。
本当にしっかり診れる動物病院は別ですが、ただの犬猫病院へ鳥を連れて行くのは自殺行為です。
だから、飼い主がしっかり判断して、的確な治療を受けさせなければと思ってしまうのです。
で、当家のハルですが・・・・
本日も食欲旺盛で問題は無いようなので、病院へは連れていきません。
万一、2度目の嘔吐や糞に異常があれば、すぐ鳥専門病院へ行きますが。