ひよこ電球
「もう、ワシはダメかもしれん」
ハル
「なんで、まだ暖かいよ」
ひよこ電球
「ワシには分かるんじゃ、もう長くはない。お別れの時が来たんじゃ」
ハル
「そんなことはないよ、ずっと一緒だよ、私を一人にしないで!!」
ひよこ電球
「・・・・・・・」
ハル
「ひよちゃ~~~ん!!!」
という、会話があったかどうか不明ですが、アキクサインコのハルのひよこ電球が衰弱しています。
当家の鳥たちの暖房器具はひよこ電球のみです。
アキクサインコのチャチャは40W(カバー付き)、文鳥のシルバも同じく40W(カバー付き)。
そして、問題のハルのひよこ電球は100W(カバー付き)
マルカンを使っているのですが、マルカンの場合、100Wはセラミック製になります。よって正確にはひよこ電球ではないのですが
ややこしいので、ひよこ電球とします。
100Wって当然、高温で超暖かい。
でも、通常、普通の鳥カゴ内に設置しません、多分。
大型のカゴならいざ知らず、当家のような中型のカゴには不向きです。
だって、発熱量が大きく、火傷の危険性があるのです。
もともとは、亡くなったちゅらの為に設置した100Wのひよこ電球だったのです。
ちゅらは飛ぶことが出来なかったので、カゴの上部に設置していれば問題ありませんでした。
そんな、ちゅらが亡くなって、引き継ぐようにハルが使い現在に至ります。
ハルは元気いっぱいで、飛ぶことも出来るのですが・・・・
100Wを設置してみると・・・・まったく、問題なしでした。
参考までに当家の設置状態をお話ししますと、
上部の隙間を作らない為、上側に設置しています。
アキクサパニック対応の為、カゴ内はすごくシンプルにしています。
余分なものがあると、パニックを起こしたときに、刺さったり絡まったりする可能性があるのです。
100Wのひよこ電球(セラミック)の話を進めると、正直、超高温で危険です。
えっ!?問題なしって言ったじゃん!(笑)
まず、周囲は、まだ我慢できますが、カゴの上部(ひよこ電球の真上)に手を付けることは出来ません。
確実に火傷します。時間をかければ、目玉焼きくらいはできます。
ちなみに、他の40Wも同じような設置方法ですが、上部に手を付けても我慢できます。
そんな、怖い100Wなので、ハルは必要以上に近づきません。
アキクサは文鳥のようにカゴやひよこ電球に飛びつくようなこともしません。
↑短い止まり木が寝るときの定位置なので、いい感じで暖が取れていると思います。
ただ、このまま遮光カバーを掛けてしまうと、火事になる可能性があるので、
ひよこ電球の上部(カゴの上)へ陶器の深皿を被せています。
そういう対応で、昨年も、一昨年も大丈夫でした。
サーモスタットを接続しているので、一方的に発熱を続けるわけではないというのも、大丈夫な要因の一つだと思います。
ひよこ電球
「おっ!!元気が出てきたぞ」
ハル
「ひよちゃん、ほんと、一緒にいてくれるの?」
先ほど確認すると、しっかり発熱しています。
しかし・・・・
当家の鳥たちは、1年中、スマホ対応温度計で管理しています。
以前にもお話ししましたが、鳥のカゴ内温度は、ネット環境があれば、世界中のどこからでもリアルタイムで温度を確認できます。
1日単位、週単位、月単位、年単位等々の平均温度、湿度やグラフ表示も出来ます。
また、設定した低温、低湿度、高温、高湿度になると、スマホに通知が来ます。
上記はハルのカゴの一昨日の温度推移です。
就寝時間(22時)以降、深夜から早朝にかけて、グラフがジグザクしているのは
ひよこ電球がサーモスタットを介してONOFFを繰り返しているのです。
上記は昨日、昼から今朝までの温度推移です。
就寝時間(22時)以降、一旦、温度が上がったのですが、その後緩やかに低下しています。
深夜2時の時点で、ひよこ電球の発熱状態を直接確認したのですが、どうやら出力が足りなかったようです。
センサーの設定温度に達しないので、常に電源が入っていたのです。
つまり、ひよこ電球が衰弱しているのです。
早朝時はついに19度を割り込んでしまいましたが、通常、20度前後の管理をしていますので、特に問題なく
本日も元気で飛び回っています。
↓撮れたのは、チャチャの方ですが・・・
セラミックも通常のひよこ電球もそうですが、切れるときは突然ではなく、不安定な動作が続きます。
サーモスタットを接続しているにも関わらず、突然温度が上がったり、発熱はしているのだけど弱かったり・・・
そういう症状が出てくると、間もなく切れます(3~7日くらいかな)
そんなことなので、ハルの願いは叶わないのです。
明日には新しい100Wと交換予定です。
本日は予備の40Wを使おうかな・・・
そうそう、マルカンの100Wは光らないので、完全に暗くできることがメリットですが、
通常のひよこ電球に比べると、持ちが悪いのがデメリットです。
一般のひよこ電球は、うまくすると2シーズン持ちますし、安価です。
しかし、100Wは1シーズンしか持ちませんし(笑っちゃうほど1シーズンで切れます)、少し高めです。
以上、ひよこ電球の話でした。