咬傷事故レベル |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

パニックで初列風切り羽の半分を無くしたアキクサインコのハルですが・・・・

 

換羽で抜けていた分が生え揃い、パニックで抜けた分も半分ほど復活してきましたので、

何とか思うところに飛べるようになりました。

 

しかし、以前のように自在な飛行とはいかず、頑張ってやっと飛んでいるという感じです。

もう2週間もすると、完全復活できると思います。

 

ところが、ほっとしたのも束の間 

今度は尾羽が4枚も抜けてしまいました↓

 

 

ただし、抜けたのは同じアキクサインコのチャチャの方です。

原因はパニックではありません。

 

チャチャはHOEIのカゴを使っているのですが、なんとカゴの隙間に尾羽が挟まって抜けてしまったのです。

そんなことってありえますか?

カゴを改造している訳ではないのです。

 

普通にカゴの中にいて、尾羽が挟まって抜けるって・・・・

 

ちなみに、挟まった場所は入口の真下、ステンレスとプラケース(白い部分)の隙間。

そこに、尾羽が挟まって抜けてしまったのです。

 

改造していないとは言いましたが、止まり木の位置が入口に近すぎたのが原因ですので

結局は飼い主に責任があるのかな・・・

 

当人はというと・・・・元気ではありますが、減速や方向転換に必要な尾羽なので、

いつもに比べると、飛行速度が落ちています。

 

そんな、チャチャの話なのです。

 

チャチャと文鳥のシルバは犬猿の仲です。

 

何度もお話ししているのですが、とにかく仲が悪い。

シルバは気性が荒いオス文鳥。

チャチャは大人しいと評判のアキクサインコですが、何故かメチャクチャ気性が荒い。

 

そんな、気性の荒い同士をいつも同時放鳥しているのですが、当然チャチャはシルバが大嫌い。

兎に角、チャチャにとってシルバは敵以外の何者でもないのです。

隙があれば、確実にやるスキルを身に着けています。

シルバにとってのチャチャは敵というより、怖い侵略者です。

 

そんな、チャチャの殺気に対してシルバは、防戦一方。

チャチャが近づく気配を察知すれば、すぐさま回避行動をとります。

 

それって、同時放鳥は不可では?という意見はもっともです。

 

でも、チャチャは深追いをしませんし、シルバもすぐ逃げるので危害を加えられたことはありません。

なにより、飼い主やその他の者が常に立ち会っていますので、シルバを守る行動をとるのです。

 

ここで話が少し脱線します。

何故、ここまで犬猿かというと・・・・

チャチャを迎えた時に話が遡ります。チャチャは、雛(生後4週間弱)としてに迎えたのです。

当初、シルバはチャチャを仲間として受け入れたのですが、兎に角、束縛?が激しい。

何も分からないチャチャに対して、いつも怒っていました。

そんな、シルバに対していつしか、敵意を持つようになったチャチャ。

 

あれ以来、1年と7か月、不仲が続いています。

 

こんな状況ですので、もう仲良くなることはないと思っています。

 

 

唯一の救いと言えば、今春、新たに迎えたアキクサインコのハル(♀)は

おっとり優しい性格なので、シルバとも仲良しで、チャチャとは大の仲良し。

ハルのおかげで3羽の同放鳥はある意味、バランスが取れているのです。

 

そして、放鳥時の話を進めると・・・・

 

シルバにロックオンしたハルは、当然シルバの命を取りに行きます。

しかし、当然人間が防御をするのです。

すると、人間に咬みつきます。

もう、本気で咬みつきます。

クワガタが咬みついた(挟んだ)感じとまったく一緒です。

は・な・さ・な・い!!!

息子は流血の憂き目に。

 

咬みつかれた私は笑ってしまいました。

だって、スッポンみたい。

怒る以前に、信じられないほど痛いので笑ってしまうのです。

 

でもね、いつもそうなる訳ではないのです。

何かのスイッチが入ると、人間の側でまったりしているシルバめがけて

チャチャはシルバをとりに来るのです。

 

それを防御する人間に咬みつくチャチャは、まさしく咬傷事故レベルなのです。

 

ちなみにシルバが人間の手の中や側でまったりしていなければ、チャチャは壊滅的なアタックをしません。

 

一種のやきもちの可能性もあるのです。

私にとっては、シルバもチャチャも大切な家族ですので、出来れば仲良くしてほしいのですが、

これは無理でしょうね~