当家の毎朝の放鳥時間は午前10時前後です。
仕事がゆっくりなので私が放鳥をします。
2Fから鳥たちの居るリビングに降りていく途中、階段から鳥たちの大歓声?が
聞こえてきます。
ルーチンなので鳥たちも分かっているのです。
もう、出せ出せコールの大騒ぎ(笑)
そして、カゴを開けると・・・
美しい飛翔を見せてくれます。
それと同時に、鼻は綺麗か?足の色は?全体の様子は?
そんなことを確認しています。
飼い主なら鳥のことを心配したり、確認したり・・・
誰でも行うことだと思います。
それが、たとえ危険で間違っていたとしても。
間違いを認識して危険な行為を行うのは虐待。
間違いが分からず、良かれと信じて殺すのは?何?
そんな間違いが起こらないように、情報を検索したり、獣医師に聞いたり、
他の方の鳥ブログを拝見したり・・・
私は偉そうな記事を書いていますが、知らないことの方が当然多い。
だから、より慎重に安全にと思っています。
話が見えないですね。
何の話かというと強制給餌の話です。
ちょっと前にも見た?
そう、書いたのですが、また書きます。
強制給餌とはシリンジ(注射器のようなもの)にカテーテルを接続して、そのうまで挿入。
直接ペースト状の餌を送り込むことを言います。
そんなことを分からず、鳥の口を無理やり開けて、スプーンや給餌用の器具を
押し込むのは虐待です。
より強い言い方をすれば、鳥は苦しんで死にます。
私はそういう事例をいくつも知っています。
先日、何気なく強制給餌の記事を検索していると、ある獣医師のブログにたどり着きました。
そこには、飼い主とのやり取りが記されていました。
餌を食べないので、無理やり食べさせたら、苦しみだしたと・・・・
すぐに来院してもらう旨を話、待っていると、やってきた鳥は意識がなく、かすかに心臓が
動いているだけでした。
心臓マッサージを施し、薬剤を注入しましたが亡くなりました。
獣医師曰く、誤飲による呼吸困難が原因とのことでした。
他人様の鳥なので、殺そうが焼こうが知ったことではない!!
でもね、窒息死です。
呼吸が出来なくて、もがき苦しんで死ぬのです。
想像を絶する苦痛です。
こんなことになるなんて知らなかったから仕方ない?
飼い主を責めることはできない?
そうだと思います。
だから、またまた強制給餌の記事を書くのです。
鳥が餌を食べないのは体調が悪いからです。
そんな鳥に無理やり食べさせると、気管への誤飲が発生して
死ぬことがあるのです。
一人餌に切り替わる時も、さし餌を食べず、体重が減ることがありますが
仕方ないことです。そんな雛にも無理やり食べさせてはダメです。
そもそも、強制給餌という医療行為があることを知らない飼い主さんも
多いのかも知れません。だから、無理やり食べさせるのかも知れません。
だから、再度言います。
熟練したものが行えば、強制給餌で死ぬことはありません。
でも、単に無理やり食べさせただけなら、窒息する可能性が高くなるのです。
分かってほしいのです。
愛鳥を守るのは飼い主の責任なのです。
飼い主が愛鳥を殺してどうするんだ。