妄想 |   Flying in the sky Sasuke

  Flying in the sky Sasuke

   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

以前にドックファイトという記事を書きました。

アキクサインコのチャチャが文鳥のシルバを追う(狙う)という内容です。

でも、よくよく考えると鳥は驚いた時や、同時に飛び立った時に同じ方向に

飛ぶ習性があるので、もしかしたら違うかもしれません。

 

そんなことを思いつつ、撮影していると・・・・

 

 

チャチャが大きく尾羽を曲げて急速旋回しておりました。

追うにしても習性にしても、尾羽は舵の役割をしていますので、偶然曲がっているのではなく

意図して曲げての急速旋回なのです。

アキクサインコのハルも飛翔力が上がってきましたが、こういう緊急時?の旋回では

まだまだチャチャには適いません。

 

 

そんなアキクサインコ達を観察していると、相変わらず小さな声でコンタクトをとっています。

お互いが離れているときは、相手を確認するように軽い鳴き方ですが、呼ぶときには

少し強めに鳴きます。そうすると呼ばれた方が寄っていきます。

 

アキクサインコの単独飼いは、大人しく動きが少ない個体が多いと思いますが、

同種多頭飼いを行うと、よく動き、よく鳴き、よく悪さをします。

もちろん、個体の性格や相性があるのですべてが当てはまらない可能性もあります。

 

それでも、個人的には同種多頭飼いがベターだと思っています。

普段はカゴにいる鳥が少しでも拠り所を持ち楽しく暮らせるように・・・・

 

ちなみに、単独飼いから新しく仲間を増やす(同種多頭飼いする)場合は、さし餌状態(生後3週間前後)の雛を迎えると、うまくいくと思います。

 

当家の場合

ちゅらに対して迎えたチャチャは生後3週間ちょっと。

チャチャに対して迎えたハルは生後3週間未満。

 

ちゅらは亡くなってしまいましたが、いずれも仲良く過ごしています。

 

しかし、生後3週間前後の雛は1日3~4回のさし餌が必要になります。

そうなると、共働きの方々や独身の方はお迎えが難しいのが実情だと思います。

 

当家の場合は、一応、さし餌ができる人間が1日中いるのですが、

ある問題があって、ハルのさし餌は私と息子(中学生)でしのぎました。

私がAM6、PM12のさし餌を行って、息子がPM5、PM10のさし餌を行ったのです。

 

そう考えると、さし餌代行なるものがあれば便利かな?と思ってしまいます。

最近は一人餌まで育てますというブリーダーさんも珍しくありませんが、

同種多頭飼いに移行するために、先住の鳥も預かって、新しい鳥(雛)の

さし餌を行い、同種多頭飼いの環境を整えるというか、仲良くなってもらう。

 

でも、それって、預かる側はリスクが大きいよな~

先住の鳥を預かることもそうだし、雛が万一、亡くなった場合もそうだし、

仲良くしてもらうには当家が行ったように、すぐ対面させて距離を縮めなければならない。

当然、感染症の心配があるし・・・

それに、それなりのお金が必要になるだろうし・・・

 

なんてことを妄想してしまいます。

 

でもね、そんな大きなお世話な妄想をしてしまうほどアキクサインコの同種多頭飼いは見ていて楽しいのです。

そして、本当によかったと思うのです。

 

 

追伸

あくまでも当家の場合ですし、飼い主様それぞれの事情があると思います。

同種多頭飼いをお勧めしますが、単独飼いを否定するものではありません。