幸せとは |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

アキクサインコのハルは生後43日となりました。

 

先日、ふと思い、さし餌をあげてみました。

当然、食べるわけもなく、ピューっと飛んで行ってしまいました。

 

 

つい最近まで、大きく口を開けて食べていたのに、寂しいものです。

 

寂しいといえば、もう一つ。

 

アキクサインコのちゅらが亡くなって、ハルを迎えるまでの1か月、チャチャは独りぼっちでした。

しかし、その1か月は飼い主にとって、ある意味、幸せな期間でした。

記事にもしましたが、とにかく私に懐いて頻繁にやってきたのです。

 

肩に止まってカジカジ、膝にのってピヨピヨ、就寝前は一緒に映画。

 

人と距離を置くアキクサインコでは、最高レベル?の馴れ方でした(笑)

 

ところが、雛のハルを迎えた瞬間から、すべてが変わりました。

私のところへ間違って?来ることもあるのですが、基本はハルと一緒にいます。

 

 

ちゅらが亡くなり、人間に寄せ来たチャチャを新しい仲間の元へ戻したと思えば、

今できる飼い主としてのベストな選択だったと思っています。

 

鳥はペットとして狭いカゴで暮らして死んでいきます。

カゴの鳥には何一つの選択肢もありません。

餌も水も自分では用意することができません。

もちろん、犬猫だってそうですが、鳥には翼があります。

 

そんな一生の中で、飼い主として何を与えられるのか?

だから、できる限りの長時間放鳥を行い、話ができる仲間を迎える。

 

偏った考え方なのかもしれません。

 

鳥によっては、飼い主を仲間と思い幸せに暮らしている者もいます。

 

もし、ハルを迎えなければチャチャは今でも放鳥の大部分を私と過ごしたかもしれません。

 

でもね、鳥の言葉は分からないけど、きっと今の時間の方が幸せだと思うのです。

 

 

なんてことを思わないと、少し寂しくなってしまいますし(笑)

 

今は、チャチャとハルの関係を、見守ることで飼い主の幸せにしようと思います。