ワンワン
前記事の続きを少し
読み返すと前記事はヒステリックな記事だな~っと
思ってしまいました。
一生懸命吠えても仕方ない・・・
だから、今日は呟くようにしゃべろうと思います。
強制給餌云々を記事にしたのは、ある動画を見たからなのです。
その動画で、飼い主さんは愛鳥に無理やり給餌をしていました。
鳥は断固拒否で、口を開けない状態です。
でも強制的に口をこじ開けて、あわ玉を詰めたさし餌用の器具を突っ込むのです。
気管の入り口は口内にありますので、めいいっぱい奥まで突っ込めば
誤飲は防げるかもしれません。
でも、見ていて居た堪れないし、
そんな荒っぽいことをすれば、やはり窒息の危険性があります。
だって、鳥本人は飲み込む気がないのですから・・・
私はコメントをつけたのです。
「これは強制給餌ではありません。
・・・・・・
中略
・・・・・・
こういう無知な獣医が愛鳥を殺すのです。」
獣医?
そう獣医なのです。
最初に獣医が行い。
その後、飼い主さんが行っているのです。
飼い主さんはある意味、被害者です。
愛鳥の体重減少が続き、動物病院へ駆け込んだ結果、
獣医が教えた方法が、さし餌器具での危険な強制給餌でした。
鳥を診れないのに、診断を受けるってどういうこと?
私の話をすれば、
2年前に白文鳥のサスケが呼吸困難を起こした際、駆け込んだのが
近くの動物病院でした。
もちろん、鳥を診てくれるというのは確認しました。
診断は呼吸器の炎症で投薬もしましたが、サスケはどんどん
悪くなり、生死の境を彷徨いました。
ちょうど正月と重なり、酸素缶を求め奔走したのです。
当時は何もわからず、ただただ獣医を信じていましたが、
今思えば、その動物病院は鳥の入院設備が無いばかりか、
鳥の検査もできず知識も乏しかったのです。
その後、ネットで調べまくり、今の主治医(鳥専門)に診察していただき
サスケは一命をとりとめました。
獣医の白衣や緑色の服?を見ると何とかしてくれるというか
先生!!!助けてください!!と思ってしまうのですが、
実情は・・・大きな間違いがあるのです。
以前にお話ししましたが、
日本に鳥専門の獣医学部はありません。
獣医師になる過程で、うす~~い鳥の知識を
習得しますが、大部分は哺乳類に関してだと思います。
うす~~い鳥の知識も愛玩鳥ではなく、鶏などの商業の鳥が
多いと言われています。
じゃあ、鳥専門病院の獣医師って?
獣医師免許を晴れて取得しても、鳥の知識は乏しいので
鳥専門を目標としている先生方は、海外の資料で勉強したりや勉強会に
入ったりします。
それと同時に、鳥専門病院で勤務医となるのです。
鳥専門病院で何百、何千という症例に対峙して、技術を習得後
5~6年で独立開業という流れになります。
片や、普通の動物病院では犬猫を中心として広く浅く診察をしますので、
鳥に興味のない獣医は、適当というか、知識が無いので対処できません。
中には、研鑽を積んで鳥もしっかり診ることができる先生もいます。
そこの見極めが難しいのですが、
そのうや糞便検査ができる先生は、ある程度信頼して良いと思っています。
逆にそのう検査が出来ないということは、強制給餌もできません。
診察の際に、鳥の保定がまともに出来なかったり、説明があやふやだったりすると
なんちゃって鳥獣医だと思います。
そういう、なんちゃって鳥獣医の知識レベルは、ベテランの鳥飼さんに遠く及びません。
私は鳥の知識が乏しいので、診察は出来ませんって断ってくれれば良いのですが
なんちゃって鳥獣医に限って診察料が欲しいのか、プライドなのか鳥も診れますよ!
っていう話をします。
鳥は翼があります、足は2本です、そのうがあります、横隔膜がありません。
犬猫と比べれば、鳥は宇宙人レベル?だと思います。
鳥から見れば、他の生き物は化け物?
鳥って特殊なんですよね。
鳥に興味がない犬猫専門の獣医が診れる話ではないのだと思ってしまうのです。
*もう一度言いますが、一般の動物病院でも鳥に強い立派な先生はいます。
だから、愛鳥が病気になったり怪我をしたりしたときに、安心できる病院を
あらかじめ探しておく必要があると思ってしまうのです。
そういうことをしていないと、結局、近くの鳥を診ることは見ることは出来るけど対処できない
動物病院へ行ってしまう可能性があるのですから。
こんなアクの強い記事は書かない方がよいのかな?とも思います。
不快な思いをする方もいるかもしれないし・・・・
でも、もしかしたら何方かの役に立つかもしれないし・・・
でも少しじゃなく長文になったし・・・・
結局、吠えてるし・・・・
でも、無垢な鳥が無知に殺されるのが嫌なのです。
ワンワン