どよんとした話 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

前記事の投稿から3日が経ちますが、本日も多くのアクセスをいただいています。

 

悲しい過去を思い出した方もいらっしゃるかもしれません。

そういう方々にはお詫びいたします。ごめんなさい。

 

愛鳥を逃がしてしまうというのは誰にも起こります。

ただ、その不幸な確率を下げることは出来ると思っています。

今後のために、書いた記事なのです。

それだけは、ご理解ください。

また、私がすべて正しいとは思っていません。

考える切っ掛けになってほしいという思いもあります。

 

そして、本題に入りますと・・・・・

 

昨日の午前2時(一昨日の未明)の話です。

私は横浜の中山駅付近を車で走っていました。

 

住宅街の中を走る道路は等間隔で街路灯が立っています。

 

信号が変わり車を発進させると、20メートルほど先で鳥が飛んだのです。

垂直に飛びあがった鳥は闇に包まれ一瞬で消えていきました。

 

街路灯を背に受けて飛んだため、鳥のシルエットしか見えなかったのですが、

その鳥は、長い尾羽を広げ、大きな翼を広げていました。

 

私は窓を開けつつ、ゆっくりその場所を通過したのですが、

その鳥の行方はわかりません。

 

こんな夜中に?

フクロウ目以外で夜行性の鳥がいるのか?

*あとで調べたら、ヨタカという鳥がいますが、渡り鳥なので違うようです。

 

そんなことを思い、しばらく車を走らせていたのです。

窓から入ってくる風は、冷たく湿気を帯びています。

 

見た瞬間は驚いて、ただただ通り過ぎてしまいましたが、

冷静に考えていると、やはりおかしい。

何より、一瞬のシルエットが頭にこびり付いて離れなかったのです。

私は引き返しました。

 

そのシルエットは、当家のアキクサインコが飛んでいるような感じでした↓

 

 

体に対して大きな翼と、長い尾羽。

ただ、アキクサより一回り、もしくはそれ以上大きい。

 

オカメインコじゃないのか?

こんな夜中に野生の鳥が飛ぶっておかしい。

もし、飼い鳥ならば怖くて寒くて・・・

 

距離が少しあった為、自信はありませんが、オカメインコの大きさに近いのです。

 

戻って、付近を捜しましたが見つかりません。

街路灯の光を外れると、暗闇が広がります。

家々の屋根や、街路樹、植え込みを見ましたがやはり気配はありません。

仮にオカメであっても、あれだけ飛ぶ力が残っていると、厳しい。。。

 

嫌な言い方になってしまいますが、ある程度弱っている状態だとすぐ保護する

ことが出来ますが、飛ぶ力が十分残っていると、夜中では無理だと感じました。

 

どよんとした気持ちのまま、自宅に戻ったのですが、

私にはあの鳥が自然の鳥であってほしいと願うのが精一杯なのです。

 

そんなことをぼんやり考えていると、当家のアキクサインコのちゅらのことが

頭をよぎりました。

ちゅらは一見健康そうですが、病弱で慢性的な呼吸障害や肝臓病があります。

だから、覚悟はしています。もちろん、諦めている訳ではありません。

 

もしかしたら、あの鳥はちゅらだったのでは?

私に別れを言いに来たのでは?

 

何の胸騒ぎも、予感もないのですが、急に不安になり、

ちゅらの遮光カバーをそっと、めくって、スマホの待ち受けの光をかざすと・・・

めっちゃ怒っていました。

 

↓下記の写真はチャチャの方ですがこんな感じでした。

 

 

朝に強いアキクサインコと言えども、午前3時では当たり前ですね。

 

結局、私が出来ることは

私の家にいる鳥たちに、怖い思いや寒い思い、空腹にさせないということしかないのです。