おかげさまで、アキクサインコの雛は元気です。
3日前(生後39日)一人餌に移行しました。
シードをメインに、ペレット、赤穂、豆苗等々
何でも食べています。
飛行に関しては、短い距離(1m未満)のコントロールが出来るようになりました。
これは私見ですが、むやみやたらに飛ぶことを初期とすれば、
次のステージは、目標に向かって飛ぶこと、その次は
ごく短い距離を、加減しながら飛ぶということだと思っています。
雛は50cm~1m程度の空間をダンスをするように飛んで、着地してを
繰り返すことが出来ます。
もちろん、本気を出せば定位置となった洗濯ハンガーまで
あっという間に飛んで見せます。
小さいけど、とにかく元気で強い。
そんな雛なのですが、一昨日に放鳥すると洗濯ハンガーまで飛んでいき
マッタリと羽繕いを始めたのです。自ら飛ぶことが出来ないちゅらも
一緒に止まらせしばし観察。
すぐ側で見ていたのですが、目を離した数秒。
切ないような悲しいような、ピヨピヨという声が聞こえて
来ました。聞いたことのない声なので、慌てて視線を
ちゅらと雛に戻すと。
なんと、ちゅらが雛の背中に乗っているではないですか、
いくらなんでも早いというか、体格差もあるし、
可哀想なので直ぐちゅらを捕まえて、諭そうとした瞬間、
フリーズしてしまいました。
だって、捕まえたのはちゅらでなく雛だったのです。
もちろん間違えて捕まえた訳ではなく、背中に乗って
いたのは雛の方で、切なく鳴いていたのはちゅらだったのです。
痩せているとはいえ、ちゅらは大きいアキクサインコの男子です。
私が切ない!!
そして、昨日は走り回るちゅらに対して雛は小さく飛んで
挑発しているようです。
ちゅらが口を開けて威嚇するとちょっと飛んで、側に降りて
また威嚇されるとちょっと飛んで降りるを繰り返しています。
しまいには、ちゅらの背中に降りて、ちゅらは「ギャ」っとひと鳴き
多分、雛は楽しんでいます。
ちゅらは・・・少し怒っています。
そして、今日。
ちゅらと雛を放鳥すると、昨日同様
雛はちゅらの側で飛んだり走ったり。
足の速いちゅらが離れていくと、ちゅらの側まで
飛んで行き、小さい声で鳴いています。
ちゅらの方は、威嚇行動はせず、どうやら楽しそう。
軽やかにホッピングしながら走っています。
ちゅらのホッピングは初めて見ました。
側から見ていると、緊張感はなく仲の良い兄弟みたいです。
雛の性別は分かりませんが、ここ数日でちゅらとの
距離はなくなりました(形状から見て多分♀)
ちゅらと暮らして1年ちょっと
ちゅらの楽しげな様子を初めて見た気がします。
臆病で優しいちゅらと、元気で強い雛。
まだまだ始まったばかりですが、良い関係が続くことを
願っています。