文鳥のシルバが大怪我をして2か月が経とうとしています。
怪我の経緯は何度もお話ししていますが、
今一度、お話ししますと
家人が閉めたリビングの扉に挟まれて、
クチバシすべてを失いました。
安楽死を前提で病院に行きましたが、
そんなことは出来るはずもなく、現在に至ります。
クチバシがないので、自ら餌を食べることや、毛繕い等
すべて出来なくなりました。
ブログをご覧いただいた方の感想としては、
なんて可哀想なことを!
許せない!
と思われる方がいるかもしれません。
実を言いますと
事故当時、私も家人を責めました。
シルバにとって家人は一番大好きな人です。
だから、ついていくのは予想できたはず!
なぜ、もっと注意して扉を閉めなかったのか?
家人は言い訳をしませんでしたが、
実際のところ、家人が閉めた扉はゆっくり閉まりました。
そして、閉めた理由は大切なシルバが外に出ないように
するためでした。扉の向こう側が外につながっている訳では
ないのですが、扉を越えると2階にも行けますし、子供たちが
玄関のドアを不意に開ければ外に出られます。
家人なりに、シルバを守るために扉を閉めたのです。
ところが、ゆっくり閉まった扉にシルバは挟まれました。
ゆっくりと言っても、小さなシルバにとっては強大な力が
クチバシを押しつぶしてしまいました。
でも、時間が経つと家人を責めたことが間違っていることに
気付きました。たまたま家人が閉めたから責めたのですが、
私の可能性や子供の可能性もありました。
一緒に暮らしているのだから、誰だって可能性があるのです。
自分が手を下していないからといって、責めるのは間違いです。
何より、シルバは事故前も事故後も家人のことが大好きで、
いつもいつも、家人をピッピッと呼んでいます。
家人も事故以来、一日4時間ごとに強制給餌を毎日行っています。
当然、遠出はおろか、近所の買い物や歯医者さえも苦労しています。
私も手伝えることはしていますが、メインは家人が行っています。
自業自得かもしれませんが、当家はシルバを中心に回っています。
先日、家人は疲れてシルバを持ったままウトウトしていました。
その家人の手の中でシルバも寝ています。
家人はすぐに起きて、事故になってはいけないからと、
シルバをカゴに戻しました。
当たり前かもしれませんが、家人はシルバに毎日、毎日、
何時間もかけて、給餌、毛繕い、スキンシップを行っています。
そんな姿を見ていると、責めてしまった自分を反省します。
これからできることは、
シルバの給餌の負担を分散することです。
頑張っていこうと思います。
そうそう、シルバのケースに透明のプラスチックをはめました。
写真では↑分かり辛いかも?
これで温度管理が正確にできます。
冬も温かく過ごしてね、シルバ。。。