強制給餌の記事は以前にもお知らせしましたが、
もう少し詳しく記しておこうと思います。
シルバの場合、内臓部分は健康なので他の事例と比べられないかも
しれませんが、参考までに。
まず、パウダーフードの種類ですが、
KAYTEE exact の雛用とフォーミュラAA(動物病院専用)を
ブレンドして使っています。
シルバの強制給餌は以前にもお知らせしましたが、
1日4回(8:00、12:00、16:00、21:00)行っています。
各給餌量は1.8g×4回の7.2gを与えています。
小さい文鳥の場合、1日3回4.5g~6g程度で十分維持できるはず
ですが、シルバは7.2gでギリギリ体重維持をしています。
想像すると、大怪我を負っているため、傷が癒えても
大量のエネルギーを消費する必要があるのかもしれません。
もしくは、内臓が健康なのでただ単に消化が早いだけかもしれません。
いずれにしても、毎日毎日大量の餌を食べています。
そして、強制給餌の量(1回分)についてですが、医師の場合だと
一人で給餌を行うので、ゾンデを入れた感覚で、もう少し入るとか
もう入らないということが分かりますが、当家は、2人1組で給餌を
行うので、限界の感覚が分かりません。
そこで、事細かく体重を量って給餌量を決定しています。
シルバの場合、医師の助言や給餌の実績から、限界量を1回1.8g
に設定していますので、限界量を毎回給餌している状況です。
毎日の体重推移をお知らせすると、
8:00→給餌前体重 18.0g 給餌量1.8g 給餌後体重 19.8g
12:00→給餌前体重 18.8g 給餌量1.8g 給餌後体重 20.6g
16:00→給餌前体重 18.8g 給餌量1.8g 給餌後体重 20.6g
21:00→給餌前体重 18.7g 給餌量1.8g 給餌後体重 20.5g
上記の数値がほぼ毎日続いています。
ここで気を付けなければいけないのが、
8:00の時点で1.8gを給餌して体重が19.8gになったのですが、
12:00の時点では18.8gなので一見、1gしか消化できていないように見えます。
もし、1gしか消化できていない状態で、再度1.8gを給餌すると事故の危険も
あります。当初はこのカラクリが理解できず、シルバの体重を減らしてしまいました。
しかし、よくよく考えてみると、21:00の給餌後、朝までにシルバは2.5gも体重を
減らしているのです。減った原因のほとんどは糞ですが、1.8gしか与えていないのに
2.5gも減るのはおかしい話です。
体重が減り続けるシルバを見ていて不安で怖くて、必死に考えて出た答えは・・・・
長い夜の間、そのうの餌は消化されます。そして、そのうの先にある消化器官に入っている
餌も糞として排出されます。つまり、そのうとは別に消化器官には0.7gほどの糞の元が
つまっているのです。
そう考えると、つじつまが合います。
それでも、事故が怖いので少しずつ給餌量を上げていきました。
そして、今現在は体重を維持しています。
もし、内臓疾患がある場合、上記の例は参考になりません。
しかし、当家と同じような状況になった場合、お役に立てるかもしれません。
そういう思いで記事にした次第です。
長文をご覧いただきありがとうございました。