風切羽の憂鬱 その1 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

以前からお話ししているように当家のシルバ(シルバー文鳥)は

風切羽を切られています(クリッピング)

これはペットショップでされたものですが、徹底的にされているので

1メートルほどしか飛ぶことができません

具体的には、放物線を描きながら1メートルほど上昇して

1メートル先に落ちるというものです

*カエルがジャンプするイメージです

 

 

クリッピングに関しては

可哀そうとか虐待とか痛そうとか、様々な意見がネットで散見されます

個人的には反対ですが、私自身、数十年前は当たり前に行っていましたし

クリッピングすることで鳥を屋外に連れ出していました

当時は荒鳥を除きクリッピングが当たり前だったと思います

そして、ペットショップのことを考えると

挿餌が終わるまでに売れなければ、鳥は飛ぶようになります

つまり、プラケースで飼育するには難しくなります。ただ、カゴに移していると

手乗り崩れになります。結局、定期的にカゴの外へ鳥を出して遊んで

あげなければなりません。一般の家庭ではないので、広い店内を自由に

飛ばせるわけにはいかない。だからクリッピングを行うのです

また、手乗りを維持できれば、若鳥であっても需要があるので売り上げになります

私はペットショップの味方でも敵でもありませんが、やはり商売なので仕方ありません

 

ここで本題の風切羽の話に入りますと

文鳥には羽の外側から、初列風切羽(9枚)、次列風切羽(6枚)、三列風切羽(3枚)が

あります。その風切羽のおかげで文鳥は推進力と揚力を持つことができます。

中でも最大枚数を誇る初列風切羽は大きな動力源というか、生命線です

 

シルバの場合は、初列風切羽を長さにして7割、左右7枚(合計14枚)ほど切られています

そのおかげで、飛ぶことがままならないのです。そして体重が軽い(22.5g前後)というのも

飛ばないので筋肉の発達がないためでは?と思っています

 

↑この角度で撮るとそれほど痩せてない感じですが

 

と偉そうなことを書いていますが、今回、シルバのことで風切羽について徹底的に

調べたのです。長文ですのでまだまだ話は続きます

 

換羽を含めた話ですのでお役に立つ内容があるかも・・・・

 

よろしければ引き続きご覧ください