今年度の愛媛県チームオレンジコーディネーター
養成研修開催に向けての話し合いが始まり、
オレンジ・チューターとして参加しました。
昨年学んだことを思い返してみましたので、
ここにチームオレンジやコディネーターについての一部を簡単にご紹介します
〇「チームオレンジ」とは・・・
~認知症サポーターの活躍の場・
本人の社会参加も促進~
認知症の方の悩みや家族の身近な生活支援
ニーズ(※診断後の空白の期間から心理面・
生活面を支援)と認知症サポーターを中心した
支援者をつなぐ仕組みです。国は、2025年に
全市町村への整備を目指しています。
チームオレンジによる支援はボランティアで
行うことが望ましいといわれていますが、介護
人材確保のためのボランティアポイントの仕組み
の活用も可能ということなので、活用しながらの
運用を考えていくと展開が広がりますね。
(認知症サポーター活動促進・推進事業:
地域支援事業交付金)
(※チームオレンジ運営の手引きを参考に修正し作図)
〇認知症サポーター
認知症に関する正しい知識と理解を持ち、地域や
職域で認知症の人や家族に対してできる範囲
での手助けをする人
この認知症サポーターは、1380万人を達成!
見守り活動・話し相手、オレンジカフェの
開催・参加、サポーター養成講座の開催協力、
傾聴活動などに取組んでいます。
今後は、小売業・金融機関・公共交通機関等
の従業員など向けの養成講座の開催の機会
拡大にも力を入れ、2025年度には400万人の
職域サポーターの養成やサポーターの養成+
地域の支援ニーズとつなぐ仕組みの強化を
目指していくようになっています
〇チームオレンジ・コーディネーターの役割
コーディネーターは市町村が配置し、
チームオレンジの立上げのための計画や
ニーズ調査、チームリーダーが行うマッチ
ングのサポートや助言による運営支援、
関係機関等との連携によるチームオレンジ
ネットワークの構築・ステップアップ講座
の企画・開催などを行います
〇チームリーダーの役割
チームオレンジの活動を円滑にするために
リーダー1名と副リーダー2~3名を、
チームオレンジの中から選出し、
チームオレンジの運営を管理したり、
困りごと支援や、認知症の人のやりたいこと
のお手伝いなどのマッチングを、
メンバーと話し合いながら行います
〇チームオレンジに関する3つの研修が
あります
1.オレンジ・チューター養成研修:
研修実施機関が選定する者が講師となり、
都道府県が推薦する者に対して、チーム
オレンジコーディネーター養成研修の
講師養成を目的とした研修(国の委託先:
全国キャラバンメイト連絡協議会)
2.チームオレンジコーディネーター研修:
オレンジ・チューターが講師となり、
市町村に配置されるコーディネーター
に対して、チームオレンジの効果的な編成
方法や運営のノウハウ等を伝達できること
を目的として研修(主催:都道府県)
3.ステップアップ講座:キャラバン
メイト等が講師となり、チームオレンジ
のメンバーを養成することを目的とした
研修(主催:都道府県・市町村)
〇チームオレンジに期待されること
認知症サポーターの近隣チームによる
認知症の人への早期からの継続支援とともに
・認知症の人や家族を含む地域の高齢者
が気軽に集い活動する
・シニア世代の介護予防
・認知症への理解の深化
・専門職へのつなぎ
・子供を含めた多世代間交流
などが期待されています。
チームオレンジは、認知症の人とその
家族もチームメンバーの一員です。
共に「支援する、される人」の関係を越えて、
近隣チームによる支え合い助け合いの地域共生
社会を目指します
そして、認知症当事者も地域を支える一因
として活躍し、社会参加することを後押し
するとともに、認知症サポーターの更なる
活躍の場ともなることが期待されています
参考文献及び引用:全国キャラバンメイト
連絡協議会HP・チームオレンジ運営の手引き・
厚生労働省老健局介護保険部会第93回資料より
砥部オレンジ荘(愛媛県砥部町)
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