2018新機能 | 飛田恭志の『かゆいとこないです』

飛田恭志の『かゆいとこないです』

『向き・不向きより、前向き』

下町の理容師の日常をつづっていきます。

『人間の発明の中で、最悪なものの一つに「車のクラクション」がある。』
というのは、私の好きな小説家の、とある冒頭の一文です。

それが頭にあるからというわけではありませんが、私は今までの人生で、ほとんどクラクションを鳴らしたことがありません。

地域によっても変わってくるでしょうけど、皆さんはどのくらい鳴らすものなのでしょうか?
 

大阪では
「プップップ~!(ど・け・や!)」
『プップップップップップ~(お・前・が・ど・け・や!)』

と、まるでカーズの世界のように、クラクションで車同士の会話ができるという、なんともファンタジックな場面を目にしましたが、そんなディズニーな地域はそうそうないでしょう。

自分の住むところは東京でも下町で、道幅も狭く、さらに最近では下町ブームとやらで、我が町「日暮里」周辺を歩き回る人も多く、「常に行列ができる店」なんかもできてきて・・・まあつまり、「ちょっとどいて欲しいな…(-_-;)」と思うことが増えてきました。

 

そこで車業界のみなさん。
「対人間用のクラクション」を開発してはいただけないでしょうか?

もちろんそんなアイデアは今まで出たこともあるのでしょうけど、少なくともその機能がついている車両を私は知りません。
「小さく”プッ”と鳴らす」という方法もあるでしょうけど、あれはあくまで「対車用」です。
私にはそれをする勇気がありません。
クラクション=ケンカ売ってるという感覚があるため、「自分が鳴らされたら最高にムカつくから」、というのもありますが、何しろ加減がわかりません。

とあるボタンを押すと、とても当たり障りのないかわいい声で「失礼します(^^♪」と言ったり、

もしくは「しゃらら~ん🎵」と、爽やかながらも気づいてもらえるようなサウンドが鳴るとか。
ガソリンエンジンではない車が今後増えていくなら、静かすぎてさらに気づいてもらえない率は高くなるし、高齢化社会の中で耳の悪い方、そして”ろうあの方”へ、車がが近づいてきていることを知らせなければいけない場面が増えてくるように思います。
 

車業界のみなさんへ。
2018年新機能、
「対人間用のクラクション」
開発してはいただけないでしょうか?


「クラクション」だと少々イメージが悪いので
その際は”notice機能”(気付く)とでも名付けましょうかね。

さらに、関西限定販売で
「えろぅすんまへんな、ちょっと通してんか~」というおっさんの声
 

そして、私専用に

壇蜜さんの声で「ちょっとだけよ~💛」

という選択肢も入れてください。
 

よろしくお願いします。

 

続きまして。


家電メーカーの皆さん
「テレビ本体側のとあるボタンを押すと、リモコンがどこかで鳴動し、その場所を知らせてくれる」機能を開発してはいただけないでしょうか?

「早くテレビが見たいのにリモコンが見つからずに、ワールドカップの決勝ゴールを見逃した」
「この番組録画したい!」と思った時に限ってリモコンが見つからず録画をあきらめた。
 

等々、みなさんもございませんでしょうか?
ちなみに私はコタツの布団をベランダで

”ボンっ”っと払った際に、行方不明だったリモコンがまぎれており、大破させたことがあります。
そんなときばかり何かの達人のように、マンガみたいに遠くへ飛んでいくもんなんですよね。


さらに。
はっきり言って、4Kやら8Kだのは、どうでもいいです。
「もう十分きれいだよ(-_-;)」
というのが、国民の大半の意見なのではないでしょうか?

テレビ業界の方々。
2018年新機能
「テレビ側のリモコン発見ボタン」
開発してはいただけないでしょうか?


これに関してはエアコンや照明器具のリモコンも同様ですね。

家電メーカーの方々、よろしくお願いします。

 

 

続けましょう。

 

自動販売機業界の皆さん。

「返却できる自動販売機」を開発してはいただけないでしょうか?

うっかり違うボタンを押してしまい、コーヒーを買おうと思ったら
おしるこが出てきた。
お金を入れたその瞬間に隣にいた友人が自動販売機に寄りかかっており、
コーヒーが飲みたかったのに
おしるこが出てきた。

もしくは補充する人のミスなのか、アイスコーヒーのボタンを確実に押したにもかかわらず、
激熱の

おしるこが出てきた

そのようなご経験が皆さんおありだと思います。

そんな時、「お店の人がいるような自動販売機」なら返品&返金は可能ですが、そのシチュエーションではない事のほうが多いと思います。

もちろん少額なので、間違っちゃっても返品するようなことは私もありませんが、少額とはいえあきらめなくてはならないのでしょうか?


国民の皆さん。
消費者はいつまで間違って買ったおしるこの代金を飲料メーカーに搾取され続けなければならないのでしょうか?

神よ。
人類はいつまで間違って出てきたおしるこを、口の中のやけどに耐えながら、涙をこらえ、すすり続けなければならないのでしょうか?


自動販売機業界の皆さん。
返品機能付き自動販売機は開発不可能なのでしょうか?

不正防止のため、何か簡単なセンサーを付け、
なんか”ピっ”とやると、どっかに入れることができて、お金も返ってくる、もしくは再選択可能になる。

ちなみにこんなにも自動販売機があふれている国は日本だけです。
海外ではほとんど自動販売機を見たことがありません。
あっても中でどうなっちゃってんのか、まともに作動したためしがありません。

自動販売機業界の皆さん

2018年新機能
「返却機能付き自動販売機」
開発してはいただけないでしょうか。


無人で車が走り、テクノロジーが人間を超越しようとしているこの2018年において、

人間は「おしるこの返却すらできない」のでしょうか?

このままでは、私はおしるこが嫌いになりそうです。

よろしくお願いします。



さて。
他者にばっかり「新機能」をお願いしてはいられません。
はい。
2018年、私の「新機能」を付加するべく、美容免許を取得することにいたしました。
そうです。専門学校に通うことになりますね。
学生ですね、学生。

2018飛田恭志新機能
「専門学校の生徒」
を、追加搭載したいと思っております。


同じ学校で

「講師もやるけど、学生でもある。」
という、前代未聞な状態になりますが、このブログをご覧のこれから同級生になるかもしれないピチピチギャルの皆さん、なにとぞよろしくお願いします。


1000%ビジネス目線で、「どっちかの免許を持っているなら期間半分」という新制度に乗っかる形ではありますが、自分自身への大型イノベーションにワクワクしております。


 

ではまた
ワ━(*゚∀゚人゚∀゚*)━ィ♪!