(今回と次回のブログはとてつもなくマニアックな仕上がりになっており、理容師以外の方々にはどうにも耐えられないかもしれない内容です。ですが、是非ともお読みいただき、「へー。櫛だけでこんなに激熱なんだ…」と、職人の心意気を感じていただければ幸いです)
どーも、こんにちは。
ご存じ、飛田でございます。
一般の皆さんにはとてつもなくどうでもよく、しかし私たち理容師にとっての最大の分岐点
「直刃と角度櫛」どちらを使うか。
こちら角度
こちら直角(直刃)
という本当にどうでもいいようなことですが、
私たち理容師にとっては「明日から違う方を使え」とか言われたら
「そんなんじゃ仕事できへんで(# ゚Д゚) 店、閉めなあきまへんわ!(゚Д゚#)ゴルァ!!」くらいの一大事なのです。
なので、とうとうやってみた!
『角度と直刃、どっちが多いの?』
ワ━(*゚∀゚人゚∀゚*)━ィ♪!
先日、私のフェイスブックにてまたもやアンケートをしてみた結果、かなり激熱なことになってしまい、収集がつかなくなる事態となりました( ゚Д゚)
よって今回と次回の二回にわたってお送りいたします!
(°∀°)b
まあ、ある程度期待はしていましたが
(;・∀・)
さすが皆さんマニアッ・・・いや、こだわっていらっしゃる(*´з`)
たくさんの意見をいただいて、いろいろなことがわかりました。
それをマニアックにまとめてみましたのでご覧ください。
(°∀°)b
わかっちゃったこと その①
「角度の人ってこんなにいるんだ( ゚Д゚)!」
角度 46%
直刃 54%
いかがですか?
意外ですか?
「だいたいそんなもんじゃね?」ですか?
自分は直刃の櫛を使うので正直
「角度の人ってこんなにいるんだ( ゚Д゚)!」という感じでした。
わかっちゃったこと、その②
角度櫛は日本にしかない。
この角度櫛。
初代中央校校長の斉藤隆一先生が考案されたもので、日本にしかありません。
ちなみに、斎藤隆一先生は皇室の御髪奉導役。
つまり皇室のヘアカット係ですね。
正直言うと私もこの役がほしいです|д゚)
とはいえ、テーツコームに持ち手がついてるようなものはありますが、こちらの直刃だって『手付き』のモノは、これまた日本にしかないのです。
この形の櫛は、売っているのも、使っている人も海外では見たことがありません。
これは古いものではありませんが、最初は柘植やらなにやらの木製の櫛を加工してこんな感じであったと思います。
では「なぜ手付きになったのかは、これまたたぶんですが「ずっと持ってると痛いから」と「歯を作る手間の軽減」だと思います。
日本人も意外と合理的ですね(-_-)
天皇陛下をカットしてらっしゃった斎藤隆一先生は「天皇陛下に歯を立てないで櫛を使えないもんか?」と考えたかもしれませんね。
「直刃を使う人は直刃しか使えないが角度を使う人は実際両方使う」
という変遷を経てきてると思うのでどちらがどう古いとか新しいとかではありません。
いや~
全然話が終わりませんね
ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
え?(-_-;)
なに?(-_-;)
「まとまってねえんだろ」?
「落としどころが見つかんねえんだろ」?
うるさーい(# ゚Д゚) ムッカー
全国の理美容師の魂のこだわりを
「こんなブログでまとめちゃおう
┐(´∀`)┌」
ってのがそもそも無理があんだよ(゚Д゚#)ゴルァ!!
・・・いや(-_-;)
・・・いやいや(;^_^A
まあまあ、頑張ってもうちょっと書きますので、皆さん次回もご覧ください
(°∀°)b
つまりは
道具の話は超楽しいってことです。
みなさんも理美容師仲間で集まった際は「角度か?直刃か?」の話で盛り上がり、他派をけちょんけちょんに論破して盛り上がりましょう
ワ━(*゚∀゚人゚∀゚*)━ィ♪!