とびたくんが行く in パリ 2016 最終回 | 飛田恭志の『かゆいとこないです』

飛田恭志の『かゆいとこないです』

『向き・不向きより、前向き』

下町の理容師の日常をつづっていきます。

(ここからしばらく「世界ふしぎ発見」風味でお願いします)


 
さて~。
先週の問題。

さて、ここは何だと思いますか?
という、投げっぱなしジャーマンのような投げっぱなしのクエスチョンでしたが~
皆さんお分かりになりましたでしょうか?
 
デカいスマホみたいなのに向かって皆は何をしてるのか?
携帯屋さんなのでしょうか?
 
はたして~
 
正解は~
 
じゃん!ヘ(゚∀゚*)ノ

 
そう(°∀°)b
マクドナルドだったんですね~
(°∀°)b

シャンゼリゼ通りのこのお店では上のような巨大スマホのようなパネルにタッチしていくだけで注文ができ、店員さんと外国語でオーダーのやり取りをする必要がなく、「ビッグマックってフランス語でなんて言うんだ?」などとスマホの翻訳機能の限界に落胆しなくても、日本語対応もしており、安心して飯が食えるんですね~。
 
みなさん。お分かりになりましたか~?
はい。
不正解のあなたは「スーパーとびたくん没収」です!!
 

じゃじゃ右下矢印 じゃじゃ右下矢印 じゃ~~ん右下矢印右下矢印右下矢印
 
いや~
「スーパーとびたくん」没収の上、爆発ですからね
皆さん驚かれたと思いますが・・・
 
え?
この人形ですか?
まさかご存じない?

 
えーとですね。
もともとは『飛び出し注意』の看板なのですが、
「とびたくん」とは実際にいる滋賀県のゆるキャラです。
(詳しくは私のブログでhttp://ameblo.jp/tobby0730/entry-11761670254.html

 
ちなみに彼を正面から見るとこうなります。
 

 
軽くトラウマになりそうなくらい無理がありますね。
魚みたいです。
 
えも言えぬムカツキを感じ、滋賀県にお出向きの際に彼を見つけても、ケリを入れたりなさらないようお願い申し上げます。
彼には罪はありません。

 
さて。
私は海外に行ったらその国で必ずビッグマックを食べることにしています。
もう10ヵ国以上でビッグマックを食ってるでしょうか。
 
ちなみに、どこで食っても全く同じです。
イタリアのビッグマックはピザ味、韓国はキムチ味、ドイツはビール味などなど、そのお国柄と好みに合わせて変えてもいいのでは?とも思いますが。同時に食べ比べることはできないのではっきりとはわかりませんが、まったく同じ味です。それはそれでビックリしますけどね。
 
まさに「ビッグマックにビックリしマックリ」ってね。
 
・・・(-_-;)
まあ、その、
自分でもやめときゃよかったと思ってますよ。
だからため息とかやめてください。
 
続けましょう。
 
 
さて、腹も膨れたところでパリの街をご案内いたしましょう。

ここはパリの街からほとんど見られる、小高い丘の上にあるサクレクール寺院です。
移動手段はチャリンコ、最後は階段だし、かなり汗だくになるので、注意が必要です。『ほぼ、登山』だと思ってください。
 
ただ、そこからの眺めは最高です。
 

この階段周辺には『大変魅力的な物売り』の方々がたくさんいますが、それらは心を鬼にして通り過ぎてください。 


このサクレクール寺院を降りてきたら、このまま正面の小道を大きな通りまで突っ切り、右に曲がり、5分くらい歩くと

世界最高クラスのショーを見ることができる『ムーランルージュ』につきます。
ニコール・キッドマン主演の映画でもみなさんご存じなのではないでしょうか?
 
その手前には下の画像のようないかがわしい店が多いし「おにいさん!女の子!」とキャッチの人たちがたくさん出ているので、「もう、ここでいいや・・・」とエロい欲望に負けずに、ちゃんとたどり着いてくださいね。
(未成年は拡大禁止)
ちなみにそのキャッチの人たちったら「ピー!(放送禁止用語)ピー!(自粛)」と思いっきり叫んでくるので、こちらが恥ずかしくなります。日本語だとその人たちは自分で叫んでるその単語の恥ずかしさもよくわからないのでしょうね。対策として、次回はフランス語での思いっきり恥ずかしい放送禁止用語を覚えて、こちらも意味も分からず叫んで対抗してみようと思います。
 
 
この周辺はいかがわしい店が林立していますが、ムーランルージュはかなりしっかりしたドレスコードがありますのでご注意くださいね。
ちなみに私はきちんとジャケットにネクタイをしていったのにつまみ出されました。何でだったのでしょうかね?下が裸だったのがいけなかったのでしょうか?まあ、みなさんはパンツくらいは身に着けて行かれたらよろしいかと思います。
 
さて。
その他は

あの「ノートルムダムの鐘」で有名なノートルダム寺院や
凱旋門にも上ってみました。

 
↑凱旋門の階段。
↓凱旋門からの眺望
 

 
今回のパリ遠征に行くことを、お客さん等にお話しすると必ず「テロとか、大丈夫なのかね?」と心配していただけることも多かったですね。
確かに、頭髪を隠すイスラム系の人々はこの会場には絶対にいないし、ヘアの祭典なんて資本主義の権化みたいなものなので、はっきり言って『標的になりやすいのでは?』とは思っていました。

引率し、いろいろ決定していく立場になり、もし、何かあって、日本の理容業界の至宝たちに何かあったらどうすればいいんだろうとは、はっきり言って考えてしまいました。

 

『いやいや、そんなことは・・・』
「ない」とは、もう、言いきれないでしょ?

 

たいそうなことを言うつもりはありませんが、

それはまさに地獄の門。

「人間はいつまでたってもバカだなあ」と、神様を考えさせちゃってるかもしれませんね。

 

さて。
↓前回は完全スルーだった会場内も、選手村まで入るのに3~4回もの荷物とIDのチェックを受けました。選手はいちいち荷物を全開しなければならず、作品を作ること以外もたくさん頭に入ってきて、大変だったと思います。

ただし、これは、パリ市中、どこでも同じで、どの店、どこの施設に入るのにも荷物チェックをされました。
 
私は思いっきり日本人なので、歩いていて職務質問などはされませんでしたが、申し訳ない言い方ですが、悲しいかな他の人種の方々はそういうのもあるんじゃないかな。
 
打ち上げをしているときの話です。
地元の方なのでしょう。
おじさんやお姉さん方が入れ代わり立ち代わり、私たちに話に来てくれました。

「あんなことがあって、私たちの愛するパリの街がめちゃくちゃになった。皆さんにもパリに来るにあたって不安もあったろうに、セキュリティだとか、いろいろめんどくさい思いをさせてしまって申し訳ない。でもそんな中でもパリに来てくれてありがとう。心から歓迎します。」
 
と、パリの地元の人々がグラスを片手に私たちのテーブルに来てくれて、「俺にもあいさつさせろ」とばかりに、中には涙ながらに熱く、入れ代わり立ち代わり、そんなことを言ってました。
 
やはり旅はいろいろ感じさせてくれますね。

日本人として、地球人として、理容師として。
これらの経験を業界や自分の人生に生かしていきたいなと、思うばかりです。
 
 
 
 
これにて『ヨーロッパ2016シリーズ』閉幕でございます!!
ご清聴、ありがとうございました!!
 
 
 

~おまけ~
今回ご紹介していない、とある博物館に残っていると思います。

パリにお出かけの際は探してみてね(笑)
 
 
 

 
 
ワ━(*゚∀゚人゚∀゚*)━ィ♪!
 
 
 
おしまい。